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平成23年度組換え遺伝子検査結果

組換え遺伝子については、その安全性が未審査のものが食品に混入していないこと、また、適正な表示が行われているかを検査し確認しています。

平成23年4月から6月実施分

・大豆(定量検査)

安全性が審査され承認済みである「ラウンドアップレディー大豆」の含有率を検査しました。

分別生産流通管理されている大豆は、承認済み組換え遺伝子が5%以下の混入率であれば、意図的に混入したものではないとされ、組換え遺伝子に係る使用表示は不要となります。

検査の結果、使用表示の無い米国産大豆1検体から「ラウンドアップレディー大豆」組換え遺伝子が0.1%の割合で検出されました。

今回この大豆を採取する際に、証明書等により分別生産流通管理されていることを確認していますので、今回の数値は意図せざる遺伝子組換え農産物の混入と考えられることから、非遺伝子組換えの表示は問題ないと判断されます。

検体数

原産地

検査結果

10

米国産4、カナダ産1、国産5

米国産1検体について、0.1%の含有率を確認した。

 

平成23年7月から9月実施分


・トウモロコシ「定性検査」

安全性未審査の遺伝子組換え作物が食品に混入するおそれがあるため、府内を流通するトウモロコシ加工品を採取し、安全性未審査の組換え遺伝子「CBH351」の混入の有無について検査しました。

CBH351は、土壌細菌バシラス・スリンジエンシス由来の殺虫性蛋白質Cry9cの発現による害虫抵抗性と、ストレプトミセス・ヒグロスコピクス由来蛋白質PATの発現による除草剤グリホシネートに耐性の2つの特性を有しています。

検査の結果、全ての検体から「CBH351」は検出されませんでした。

 

検体数

原産地

検査結果

5

米国産5

全ての検体から「CBH351」は検出されませんでした。

 

お問い合わせ

農林水産部農政課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6866

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