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京都府漁業者育成校「海の民学舎(うみのたみがくしゃ)」(専用ホームページ(外部リンク))は、京都府が平成25年に策定した「海の民人育成プラン」が掲げる「活力ある漁業・漁村の実現のための、次世代の漁業・海業経営者の育成」を実践するために、関係機関により運営協議会を設立し、平成27年4月に開講しました。
京都府の水産業の振興と北部地域の活性化に向けて、新たな個人漁業者や漁業経営体の育成、若手漁業者の経営力向上、加工・海業等の漁村ビジネスおこしのリーダーを育成します。
新しく漁業就業を希望する方を対象とした講座で、実践的な研修により新たな漁業の担い手を育成します。
トリガイやイワガキなどの二枚貝養殖や定置網・底曳網漁業など、京都府北部における漁業の特色を生かした研修プログラムを取り入れている他、ロープワークや、操船技術など漁業就業に必要なスキルを幅広く修得していただけます。
将来の漁業経営体等を担う人材を育成することを目的とし、就業先の雇用経営体からの要請により、府内漁業経営体に直接就業した新規就業者を対象に、海の民学舎を通じて学びをサポートします。
海の民学舎を修了した若手漁業者や、中堅の漁業者を対象とした講座で、次世代の漁業を支える経営者や漁村ビジネス起こしのリーダーを育成します。
詳しくは、「海の民学舎」ホームページ(外部リンク)を御覧ください。
海の民学舎運営協議会(京都府水産事務所海のにぎわい企画課内)
郵便番号:626-0052
住所:京都府宮津市字小田宿野1029-3
電話番号:0772-25-0129
URL:http://uminotamigakusya.jp/(外部リンク)
京都府の海岸線は約315kmあり、丹後半島最北部の経ヶ岬を境にして、東側と西側の特徴ある海域に分けることができます。東側は若狭湾に含まれる比較的穏やかな海域であり、西側は日本海の荒波に直面し、岩礁、砂丘域が連なるダイナミックな景観を形成しています。また、舞鶴湾、宮津湾、久美浜湾、阿蘇海など年間を通して穏やかな内湾も各地で見られます。
京都府の基幹漁業は、定置網漁業と底曳網漁業で、この二つの漁業で京都府の漁獲量の約9割、漁獲金額の約8割を占めています(令和6年の値)。その他にも、変化に富んだ環境に応じて釣り・延縄、採介藻、貝類養殖など様々な漁業が営まれています。




京都府で新たに漁業に就く場合、経営規模の大きな定置網や底曳網漁業で、漁船の乗組員として働く方法があります。特に、定置網漁業は企業化が進んでいるためサラリーマンとして漁業に携わることもできます。定置網や底曳網の乗組員として働き、将来的には漁協組合員となって個人漁業を営むことも可能です。あなたも大自然の中でたくましく生きる漁師になってみませんか。
定置網や底曳網漁業の乗組員の募集は、欠員の状況等により不定期に行われます。最新の情報については、京都府漁業協同組合にお尋ね下さい。また、興味はあるけどどのような漁業ができるのか分からないといった相談についても同様に受け付けていますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
乗組員の募集、欠員の状況に関すること
京都府漁業協同組合(外部リンク)
〒624-0914舞鶴市字下安久無番地
電話0773-77-2200
FAX0773-76-5667
現在、京都府内では海の民学舎の修了生29名が漁師として活躍しています。
海の民学舎修了生の声をいくつか紹介します。

Q.海の民学舎に入ったきっかけ
A.漁師は水産物を獲ることを生業としているというざっくりしたイメージしか無く、どんな漁法でどんな水産物を獲っているのかほとんど知りませんでした。海の民学舎では漁業の基礎から就業までのバックアップ体制を整え、独立希望者にも相談に乗ってもらえるという事で入舎を希望しました。
Q.就業した地区を選んだ理由
A.海の民学舎に入舎後に研修を受けたいろいろな地区の中で、地形の関係で北風、うねりに強い地区で、海が荒れる冬でも仕事ができる日が多いためです。
Q.1日の過ごし方
A.延縄漁では季節によって変わりますが、日の出が早い6月頃で3時半に起床し、4時前に出港になります。
沖で6時間から8時間操業をしてから帰港します。
帰ってから翌日の準備をしますが、仕掛けの絡まり具合で夕方まで時間がかかる事もあります。
Q.漁師を目指す方へ
A.漁業はやりがい、楽しさ、魅力が詰まった仕事ですが、朝が早く揺れる船での力仕事になります。事故を起こさず怪我をしないように体調を整えて仕事に取り組むことが大事だと思います。海から昇る朝日やイルカの群れ等、漁師ならではの景色も最高です。

Q.海の民学舎に入ったきっかけ
A.漁師になりたいと考え、漁師.jpの漁業就業フェアにて「個人漁師になれるから」「関西にあるから(地元が大阪のため)」「1期生ということへの期待」など、様々な理由からやってみたいと考えました。
Q.就業した地区を選んだ理由
A.個人漁師としてやっていく上で年中操業ができ、様々な漁業を組み合わせてできること、家族で住む上での利便性など複合的に考え、この場所を選択しました。
師匠に様々なことを教えていただき、地域にもなじむことができ、自分がやりたかったことができているため、自分に合った良い場所だったと思います。
Q.1日の過ごし方
A.個人漁師のため季節により変わりますが、基本的に明るくなる前に起きて、暗くなるまで何かはしています。また、個人でやっているため、家族の用事や自分の体調に合わせて休暇をとっています。
Q.漁師を目指す方へ
A.漁業はしっかり考えて工夫して、結果大漁に繋がれば獲れた時の楽しさは他の仕事では味わえないものだと思います。壁にぶつかることも多いと思いますが、決してあきらめず日々努力してください。

Q.海の民学舎に入ったきっかけ
A.子どもが大好きで、前職では小学校の先生をしていたこともあり、「子どもが集まり、遊べて、学ぶことができる海の宿を開きたい」という夢がありました。そのためには、漁師という海のプロになることが近道で自分の強い武器になると思ったので、まずは漁業についてしっかりと学んでから漁師になろうと思い、海の民学舎に入りました。
Q.就業した地区を選んだ理由
A.伊根を選んだ理由は2つありました。
ひとつは、1年間を通して風の影響を受けにくい環境で仕事ができると思ったからです。
もうひとつは、舟屋の町並みに魅了されたこと。単に漁師としてだけでなく、漁師という業種を武器に、アイデア次第で色々なことができる土地だと思います。
Q.1日の過ごし方
A.5時に起床し、朝ヨガや読書をしながら身体を作り、海の状況が良ければ8時から9時頃出港がベースです。
Q.漁師を目指す方へ
A.海の仕事、漁師という第1次産業は魅力いっぱいですよ!まず第1歩から!
その他の海の民学舎修了生の声については、「海の民学舎 10年記念誌(外部リンク)」を御覧ください。
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