更新日:2025年7月8日

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水辺の自然といのちを守る取組

 

京都府では、国の「漁場生産力・水産多面的機能強化対策事業」を活用し、河川などの水辺環境の保全に取り組んでいます。また、自然環境を整え、そこに暮らす魚や水辺の生きものたちが安心してすごせる場所づくりも進めています。

地域の自然を守ることは、私たちの暮らしや未来にもつながる大切な取組です。
このページでは、府内で河川の水辺環境の保全に取り組んでいる3つの内水面の活動組織をご紹介します。

 ※漁場生産力・水産多面的機能強化対策:水産庁 (水産庁事業説明リンク)

活動組織の取組紹介

活動には組織の構成員である漁業協同組合の組合員の方々をはじめ、専門家やNPOなどの関係団体のほか、地域の皆さんにもご参加いただいています。
それぞれの立場から知恵や力を出し合い、行政とも連携しながら活動に取り組んでいます。

in京都市

京の川の恵みを活かす会

平成23年設立。京都市の鴨川流域ならびに桂川流域において、漁業者91名、漁業者以外191名の計282名で活動しています。(R7.6月現在)

活動の詳細についてはこちら(PDF:896KB)をご覧ください。

上桂川をつなぐ会

令和5年設立。京都市の上桂川全域において、漁業者4名、漁業者以外13名の計17名で活動しています。(R7.6月現在)

活動の詳細についてはこちら(PDF:279KB)をご覧ください。

in京丹後市

宇川のアユを増やす会

令和6年設立。京丹後市の宇川流域において、漁業者75名、漁業者以外43名の計118名で活動しています。(R7.6月現在)

活動の詳細についてはこちら(PDF:667KB)をご覧ください。

<参考>アユの遡上数推移について

鴨川の今井堰において、毎年、アユの遡上数調査を行っています。

アユは大阪湾から鴨川に、往復約100キロの道のりを遡上しており、淀川大堰で行われている調査結果と比較すると、鴨川には3~5%程度遡上していることがわかります。

長い旅を経て鴨川で産卵・育成を行うアユの姿は、地域の自然の豊かさとつながりを象徴しています。

<推移>

1

(京の川の恵みを活かす会の構成員が目視でカウントしたもの)

ず

(国交省が水中カメラを設置し、カウントしたもの)

<位置図>

位置図

まとめ

本活動では、どなたでもご参加いただける啓発イベントや、体験型のプログラムも実施しています。
地域の自然や水辺の生きものを守るために、ぜひ活動に参加してみませんか?
身近な川を未来につなぐ第一歩として、皆さまのご参加を心よりお待ちしています!

イベント情報や開催後の様子は水産課、各組織のSNS等で発信しています。

水産課Instagram:京の 海と川(@kyoumikawa2025) (外部リンク)

水産課facebook:Facebook(外部リンク)

 

お問い合わせ

農林水産部水産課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4939

suisan@pref.kyoto.lg.jp