府内の漁業団体がJF全国女性連・JF全国漁青連会長賞を受賞~第30回全国青年・女性漁業者交流大会の受賞者決定について~
報道発表日:令和7年3月5日
京都府農林水産部水産事務所
東京都内で開催された「第30回全国青年・女性漁業者交流大会」において、京都府代表として参加された京都府定置漁業協会が、JF全国女性連・JF全国漁青連会長賞を受賞されましたのでお知らせします。
1受賞者
京都府定置漁業協会* 濱崎 康成 氏
*京都府定置漁業協会とは、京都府内の大型定置網13経営体、小型定置網1経営体が加盟。
大型定置網は府内の漁獲量の約9割を占める。
2受賞
JF全国女性連・JF全国漁青連会長賞
(農林水産大臣賞、水産庁長官賞に次ぐ賞です)
3発表内容
「海の恵みを守るために一致団結!ークロマグロの資源管理の取組ー」
- 国内の太平洋クロマグロ(以下、クロマグロ)は、資源保護のため、平成30年から非常に厳しい漁獲制限が課されるようになった。
- 京都府に与えられたクロマグロの漁獲枠※を守り、適切な資源管理を行うため、京都府定置漁業協会が中心となり、京都府漁協及び京都府と連携しながら、以下のような取組を始めた。
※資源評価に基づき定められた漁獲可能量
1.資源管理のルールである「くろまぐろ資源管理取組内容」を作成
2.日々の漁獲量・放流量を迅速に把握できる操業日誌アプリの活用
- 結果として、漁業者に対する公平な資源管理の実施と、厳しい漁獲制限下での収益の確保を達成した。
- 今後、ブリについても漁獲枠が設定される予定であるため、クロマグロで積み重ねた経験を生かし、厳格な漁獲枠の管理方法を検討していく。