丹後広域振興局
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認知症による徘徊で行方不明になると、時間の経過とともに生命を脅かす危険性が高まるため、早期発見・保護が必要です。認知症高齢者徘徊SOSネットワーク(通称SOSネットワーク)が平成26年度に管内全ての市町に構築されました。
このたび、事前登録を周知するために、リーフレットを作成しました。管内の各市町、警察署に配布しています。
また、SOSネットワークの検証と実際の行方不明発生時に円滑に情報伝達できる体制の充実を図ることを目的に、平成29年度も管内警察と各地域包括支援センターと連携し、広域的な情報伝達訓練や事例検討会を行いました。
京丹後市において行方不明捜索時のGPS端末の有効性について検証するため、また、公共交通(バス・鉄道)と協力し、実際の行方不明者発生時に円滑な情報伝達が実施できるよう、認知症高齢者等SOSネットワーク情報伝達訓練及び、早期発見、早期保護を図るための模擬訓練を実施しました。
なお、この情報伝達訓練は、地域の意識を高め、認知症の理解を推進していくため、実施日詳細は伝えずに実施しました。
<GPS端末の操作方法、特徴等の説明会>
<捜索訓練開始>
<グループ3:GPS端末あり、バス利用>
<グループ4:GPS端末なし、徒歩>
<本部における情報収集>
行方不明になった認知症高齢者を警察や自治体、地元の民間団体などが情報を共有して探す「SOSネットワーク」の検証訓練が初めて伊根町で行われました。
訓練は警察署員が認知症高齢男性に扮し、散歩に出かけたまま行方不明になったとの想定、ダミーの高齢者役を配置したりしたが、円滑に情報伝達等行うことが出来ました。
しかし、FAXのみの伝達では写真が真っ黒になり、メールの必要性が課題となりました。
<訓練の様子>
お問い合わせ
丹後広域振興局健康福祉部 丹後保健所
京丹後市峰山町丹波855
電話番号:0772-62-0361
ファックス:0772-62-4368