感染症発生動向

感染症発生動向調査京都府週報

京都府丹後保健所

令和7年第34週の丹後保健所管内の感染症発生状況をお知らせします。

定点報告では、COVID-19、感染性胃腸炎、伝染性紅斑、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、水痘、咽頭結膜熱の報告がありました。
全数報告では、日本紅斑熱が1件ありました。
急性呼吸器感染症（ARI）の定点医療機関当たりの報告数は、26.67と前週より増加しました。

• 全数報告の感染症（京都府）
  1類感染症：報告がありません
  2類感染症：結核が7件報告されました
  3類感染症：報告がありません
  4類感染症：日本紅斑熱とレジオネラ症が各1件報告されました
  5類感染症：カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症と急性脳炎が各1件、梅毒が2件、百日咳が22件報告されました
• 定点把握の対象となる5類感染症（京都府上位5疾患）

	感染症名	京都府	全国	丹後管内
1	COVID-19	9.80	8.73	17.67
2	感染性胃腸炎	2.90	4.08	2.50
3	伝染性紅斑	2.03	2.07	1.50
4	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2.00	1.34	1.00
5	マイコプラズマ肺炎	1.00	0.98	0.00

• 基幹定点：無菌性髄膜炎が3件、マイコプラズマ肺炎が7件報告されました
• 眼科定点：流行性角結膜炎が2件報告されました

【先週からの推移（京都府）】

第1位は「COVID-19」6.95→9.80と増加しました。
第2位は「感染性胃腸炎」1.70→2.90、第3位は「伝染性紅斑」1.11→2.03、第4位は「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」1.81→2.00、第5位は「マイコプラズマ肺炎」1.14→1.00でした。

京都府丹後保健所保健課感症・難病係
電話0772-62-4312
FAX0772-62-4368

 

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