丹後広域振興局

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大手川だより18号

大手川(下流)の整備イメージ

「大手川の護岸を考える!」第3回ワークショップが開催されました。

第3回ワークショップを去る7月9日(日曜日)に、宮津市保健センターで開催しました。
内容は以下のとおりでした。
・第2回ワークショップの概要説明ならびに前回の意見に対する説明、回答(第2回の結果を踏まえた事務局案を発表)
・事務局案に対する意見や改善点を発表し各自、投票を実施。
今後はこれまでの案をもとに事務局で話合い、最終案を後日発表します。
全3回、5ヶ月にわたり行われたワークショップも今回で終わります。このワークショップでできた連帯感や人の繋がりがその場限りのものにならず、今後の維持管理へと大きく発展していくことを期待します。

第3回ワークショップの様子です。

宮津小学校4年生の皆さんと河口付近の環境学習会を実施しました。

7月10日の午後に、宮津小学校4年生の皆さんと大手川の環境学習会を行いました。新大手橋から下流の左岸側にあるヨシ群落付近で、総勢102名の児童が大手川の河口に生息する魚、カニ、ヨシやプランクトンといった様々な生物について学習しました。

当日は梅雨の曇り空といった蒸し暑い日でしたが、みんなが大手川の水辺環境について見て、触れて、学ぶという貴重な体験ができたと思います。
こういった川遊びの思い出をたくさん作っていただくためにも、普段から大手川に親しんでもらいたいと思います。

先生からの話を聞く生徒 カニなどを釣っている様子

インストラクターから投網について説明を聞く生徒

工事進捗状況

(1)湊橋から下流の工事について
台船の進入のための掘削作業が終わり、湊橋まで台船が入ってきております。この船の上から矢板の打設作業を行っています。
現在は右岸側の矢板打設を行っています。

(2)湊橋~大手橋の工事について
この工事区間においては台船が進入できないので仮設の桟橋を設置し、そこから矢板打設工事を行います。
仮設桟橋もでき、現在は既設コンクリートをブレーカーで撤去しています。
騒音・振動でご迷惑をおかけしておりますが、今しばらくご辛抱ください。
今後は左岸側の矢板打設作業を行う予定です。

(3)第2工区の水路工事について
大橋より下流に向かって水路設置工事を行っています。
今後とも同様に水路の設置を行っていきます。
(下図参照)

湊橋付近の工事状況(撮影日7月11日) 第2工区の水路工事の施工状況(撮影日7月11日)

第2工区の施工区間を示す位置図です。

コラム

先日、上宮津小学校で水辺の観察会が行われました。4年生が大手川の水質、生態といった環境について学んでおられました。そこでホタルの生態について勉強されていたのでそれにちなんで今回はホタル(ゲンジボタル)の生態について話をします。

ホタルは陸上と水中を生活の場としています。
美しい光を出す成虫は交尾後、川面に突き出た岩や樹木のコケが生えていて、真下に水面があるところに産卵します。卵から孵化した幼虫は水中で生活し、カワニナを捕食して、脱皮を繰り返しながら生長していきます。その後、水中から這い出して岸辺の土に潜り、土まゆをつくり、その中で約1ヶ月程度過ごします。土まゆの中で幼虫から淡黄色のさなぎなり、最終的に真黒の成虫になります。成虫は地上に這い出て美しい光を見せてくれます。
このようにホタルは陸上と水中を行き来し、生活していることより陸上と水中との連続性が非常に重要になってきます。
現在、大手川筋では今福地域でホタルが見られるとの話を伺いました。大手川本川でもホタルが見られるような環境づくりを心がけていきます。

ゲンジボタルの生活の様子を示す図です。

河川用語集

【汽水域】(きすいいき)

淡水と海水が混じるところを汽水域と言います。大手川の場合、松原橋の下流付近までの河口から約1.4キロメートル付近までを言います。河口付近では河川の上流から流れ込んだ淡水が上層にあり、海水がその下にあるという二層構造になっており、7月10日の宮津小学校の総合学習の中でも実験により証明されています。

大手川の汽水域にいる生物としては、ボラ・ヒイラギ・マハゼなどの海水魚、ウグイ・トウヨシノボリなどの回遊魚、ギンブナなどの純淡水魚、クロベンケイガニ・ケフサイソガニなどの甲殻類などがいます。

今回の改修事業により川底を掘り下げることから、改修後の汽水域は河口から約2.4キロメートルと1キロメートルも上流になり、汽水域の生物の生息範囲はかなり広がることになります。

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