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安心・安全・府民力

 府主催合同企業説明会における防犯教室の開催について

奈良市

提案

就職セクハラなどの被害にあわないために、京都府主催の新卒向け合同企業説明会において、府警本部の協力を得て「就職セクハラ」に関する防犯教室を開催してはいかがでしょうか。

回答

ご提案にありました、就職活動時のセクシュアル・ハラスメントをはじめとしたハラスメントは、個人としての尊厳を不当に傷つける、社会的に決して許されない行為であるとともに、本来公正であるべき選考採用や就職活動を侵害する、大変深刻な問題であると認識しており、府として対策を講じる必要があると認識しております。

その対策として、まずは採用する企業側で徹底した未然防止の対策を図るべきであると考えており、京都府では、京都労働局や経済団体と連携し、具体的な問題事例や件数を把握した上で、企業の管理職、人事担当者等を対象としたハラスメント対策セミナーや啓発を実施するとともに、合同企業説明会等の出展企業に対しても、学生等の求職者に対してハラスメント行為が行われることのないよう指導、注意喚起するなど、公正な採用選考を求めているところです。

今後、ハラスメント対策をさらに強化し、学生をはじめとした皆さまに安全に就職活動を実施いただけるよう、ご提案にあった府警本部ともしっかりと連携した取組を強化していくため、現在、求職者や企業に対する「性犯罪被害に遭わないための防犯教室」や「ハラスメント対策のセミナー」の開催等を府主催の合同企業説明会に講義ブースを設けて、府警本部と合同で実施できるよう検討しているところです。

引き続き京都府の施策推進にご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。

(詳しくは)人材確保・労働政策課

令和2年6月30日

 

横断歩道での車の一旦停止について

 

提案

京都府内の横断歩道で一旦停止をしない車が非常に多いので、京都府警察と連携して横断歩道における歩行者の安全確保のための積極的な取り組みをお願いしたい。

回答

京都府としましても、横断歩道における歩行者の安全確保はドライバーの基本的な義務であるにもかかわらず、車両の停止率が全国ワースト3というJAFの調査結果を非常に重く捉えており、府民の皆様が安心・安全を実感できる交通環境を実現するために重点的に取り組むべき課題であると認識しております。

知事が会長を務めております京都府交通対策協議会では、本年より、新たに毎月11日を「信号機のない横断歩道における交通安全一斉啓発日」と定め、警察や関係機関・団体そして府民の皆様と連携しながら、横断歩道での歩行者優先意識の醸成に向けた広報啓発等に努めているところです。

また、警察におきましても、横断歩道での一時停止の徹底に向けた取り締まりを強化するとともに、横断歩道における歩行者の安全確保のための施策を検討中と伺っておりますので、警察の交通安全対策と連携した取組により、引き続き、府民の皆様の安全確保に努めて参ります。

(詳しくは)安心・安全まちづくり推進課

令和2年4月27日

 

 

宇治川増水浸水時の対策について

宇治市

提案

宇治川は天ヶ瀬ダムがあるから決壊、浸水はしないと思っているが、昨今の台風、水害は想定外の規模となっており、宇治川も危険ではないか。観光より、防災が優先されるべきであり、通称塔の島と呼ぶ府立宇治公園中の島をなくし、掘削、川底を深くすることが優先されるべきであり、検討願いたい。

回答

宇治川の塔の島・橘島や、世界遺産である平等院、宇治上神社及びその周辺一帯は、宇治市のシンボル景観に位置づけられており、文化庁の重要文化的景観にも選定されるなど、歴史的、景観的に重要な地域であり、地元の皆様や観光客など多くの方々に親しまれています。
こうした中で、河川を管理する国土交通省において、塔の島の前後の区間は、想定する規模の降雨に対して洪水を流す能力が十分に確保されていなかったため、文化的景観の維持と治水機能向上の両立を目指して整備が行われています。
具体的には、平成21年度から関係行政機関、地元関係者や有識者等による検討会での議論を踏まえ、景観・観光・環境への配慮をしつつ、河道の拡張や護岸整備などの河川改修工事を行うことで、洪水を流す能力を約1.7倍(整備前900立方メートル/s→整備後1,500立方メートル/s)に増強し、公園を管理する京都府では塔の島を含む宇治公園の再整備を実施し、これらの工事が昨年の6月に完成したところです。
さらに、安全対策を強化するため国土交通省においては、上流の天ヶ瀬ダムの機能増強工事が進められており、これが完成することにより、塔の島地区整備と複合して宇治川の治水能力が一層向上する計画となっています。
一方、想定を越える豪雨による災害は毎年のように各地で起こっています。大雨の被害を最小限に抑えるには、河川整備とともに、一人ひとりの備えが大切です。国及び京都府では、市町村と連携し、想定最大規模の降雨による浸水想定区域図(ハザードマップ)を作成し、お住まいの地域の水害リスクを知っていただくとともに、自ら命を守る行動に役立てていただく情報として公表しており、避難のタイミング、避難所、避難ルートなどを確認し、早めの行動に繋げていただくようお願いしています。
引き続き、国や市町村と連携し、府民のみなさまのご意見も伺いながら、河川整備によるハード対策とともに、浸水想定区域図の作成や雨量、水位情報のリアルタイム配信などのソフト対策を有効に組み合わせ、総合的な防災・減災対策に取り組んでまいりますのでご協力とご理解をお願いします。

(詳しくは)河川課
都市計画課

令和2年2月27日

 

公営競技場における防災対策について

 

提案

京都府内に台風が接近または上陸し大雨などの気象警報が発令された場合、京都府が経営に参加している向日町競輪やJRA(日本中央競馬会)が主催の京都競馬場など、府内にある公営競技場に、開催中止や投票券の発売中止の要請を出すことはできないか。

回答

台風などの接近等により大雨警報等が発表された際には、その状況に応じてそれぞれの主催者が開催を判断することとなります。

京都府が設置している向日町競輪場については、京都府営自転車競技条例(昭和25年京都府条例第15号)の第5条において「天災地変その他やむを得ない事由があるとき」に、予定されている競走の取りやめや、順序変更、日時変更をすることができると規定していることから、例えば、台風19号が上陸した10月12日に前橋競輪及び川崎競輪が開催中止されたのと同様に、事前に災害の発生の恐れがある時には、選手や来場者、スタッフ等の安全確保のため、予定している競走を取りやめるか否かについて主催者である京都府が判断をすることとなります。

また、京都競馬場やその他の公営競技場についても、それぞれの主催者による判断となりますが、京都府では、それぞれの主催者が適切な判断ができるように、インターネット上で防災関連情報を閲覧できるポータルサイト「きょうと危機管理WEB」の開設やメールで防災情報を配信する「京都府防災・防犯情報メール」の配信等を行っており、国(気象台等)とともに気象情報を出来るだけ多くの方にリアルタイムに発信するほか、府内の事業者に対し、災害情報の収集や発災時の対応等について予め計画を立てるよう広く喚起を行っているところです。

今回いただきましたご意見も踏まえまして、今後一層、参加される皆様が安心して、安全に公営競技場を利用できるよう努めて参ります。

(詳しくは)災害対策課

総務調整課

令和2年1月27日

 

災害情報のホームページがわかりにくい。また検証会議中間報告は、広く市民から意見を募集すべき。

福知山市

提案

災害情報のホームページがわかりづらく、災害のことを調べられるホームページになっていない。また、災害対応の検証会議の中間報告を見たが被災された方などの意見が入っているとは思えない。広く市民から意見を募集すべき。

回答

災害に関する様々な情報をわかりやすく府民の皆様に提供させていただくことは、平時から災害に備えていただくとともに、災害時には円滑な避難や安全を確保していただく上で、大変重要と考えております。
京都府では、京都府ホームページ上で「防災・防犯安心・安全」など府民の皆様の災害への備えや府の防災・減災対策に関するページとともに、ポータルサイト「きょうと危機管理WEB」を開設し、気象情報や河川・道路の状況等をリアルタイムで情報提供しています。
しかしながらホームページがわかりにくいという今回のご提案も踏まえ、今年度から予定しております防災情報のシステム再整備の中で、「きょうと危機管理WEB」につきましても、サイトのデザイン等を一新し、各種掲載情報を充実させるとともに、掲出する内容や構成等を見直し、ホームページをご覧いただく皆様が、お探しの情報を見つけやすく、より一層使いやすくなるよう、改善を図ってまいります。
また、災害の検証会議につきましては、去る5月9日に最終の検証会議を開催し、最終報告書を取りまとめ、6月3日に開催した京都府防災会議で報告いたしました。最終報告書では、中間報告をさらに充実させ、大阪府北部地震、7月豪雨、台風第21号の災害状況を記載するとともに、危険が迫る中での避難行動により命が助かった例等を集めた事例集や、検証に当たって実施した住民アンケートの結果を掲載し、これらの事例や課題も踏まえた対策を盛り込んでおります。今回のご指摘も踏まえ、引き続き、適切な情報発信に取り組んでまいります。

(詳しくは)災害対策課

令和元年6月28日

「きょうと危機管理WEB」のトップページの目次がわかりにくい

亀岡市

提案

「きょうと危機管理WEB」のトップページの目次がわかりにくい。目次に「マルチハザードシステム」などの名称を用いるのではなく、知りたいことがすぐにわかるような表示を検討すべきである。

回答

災害に関する様々な情報をわかりやすく府民の皆様に提供させていただくことは、平時から災害に備えていただくとともに、災害時には円滑に避難や安全の確保をいただく上で、大変重要なものと考えております。
京都府では、これまでからポータルサイト「きょうと危機管理WEB」をインターネット上に開設し、危機管理・防災関連情報をまとめてご覧いただけるよう発信しています。この中には、気象情報はもとより、各地の雨量や河川水位、土砂災害の危険度、市町村が発表する避難情報、被害が発生した場合の被災状況、ライフラインや交通機関の運行状況等をリアルタイムで提供しています。
しかしながら、「きょうと危機管理WEB」において、求める情報を探すための目次の名称や表示がわかりにくいという、今回のご提案も踏まえ、今後はサイトを御覧いただく皆様が、簡単にお探しの情報を見つけやすく、より一層使いやすくなるよう、掲載項目の名称や目次を表示するデザイン等を見直し、各種掲載情報の充実に取り組んで参ります。
今後も、危機管理・防災関連情報を、府民のみなさまに正確・迅速・丁寧にお伝えできるよう努めてまいります。

(詳しくは)災害対策課

令和元年6月28日

 

「被災者サポートアプリ」を開発・提供してほしい

京都市男性

提案

来る災害への対処のため、仮設や医療機関、避難場所などをまとめて双方向で検索できる「被災者サポートアプリ」を開発し、市町村に提供しておくべき。

回答

災害に関する様々な情報を提供することは、府民の皆様に災害時の安全確保行動を促すとともに、被災者の生活再建を支援する上で欠かせないものと考えております。
このため、京都府では平素から災害に備えていただけるよう、洪水時の浸水想定や土砂災害の危険区域などを地図上に表示して情報を提供する「京都府マルチハザード情報提供システム」を運用しております。
また、「きょうと危機管理WEB」では、気象情報をはじめ、各地の雨量や河川水位、土砂災害の危険度、市町村が発表する避難情報、各地の被害状況(二次災害の危険情報を含む)、ライフラインや交通機関の運行状況などの情報をリアルタイムで提供しているほか、登録いただいた方に防災情報をメールで配信しています。観光客向けには、平時は観光情報を提供し、緊急時には防災情報を多言語で通知するアプリ(KYOTOTrip+)も運用しております。
このほか、大きな被害が発生した場合には、京都府のホームページに被災者支援情報のページを設け、住宅再建の助成、府営住宅の提供、税・手数料の減免、各種相談窓口の案内などの情報を提供しております。
ご指摘いただいた双方向のアプリにつきましては、開発に時間と経費を要するため、今後の検討課題にさせていただきたいと存じますが、まずは既に提供している各種の情報をスマホやタブレット端末で閲覧できるよう、スマートフォン版や携帯電話用のWEBサイトを充実してまいります。
併せて「きょうと危機管理WEB」を各種災害情報を入手するポータルサイトとして位置付け、京都府から提供する情報だけでなく、災害時に市町村が提供する支援情報(ボランティア、避難所・避難場所、罹災証明書の発行、応急給水、災害ゴミの処理、見舞金の支給、災害援護資金貸付金などの情報)にも容易にアクセスできるよう工夫してまいります。
今回のご提案を踏まえまして、今後も引き続き、危機管理・防災関連情報を、府民のみなさまに、正確・迅速・丁寧にお伝えできるよう努めてまいります。

(詳しくは)防災消防企画課
平成30年8月10日

 

お問い合わせ

文化生活部府民総合案内・相談センター

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-411-5001

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