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「京都議定書」とは

地球温暖化防止京都会議(COP3)における京都議定書の採択<平成9年12月>

  平成9年に京都で開催された地球温暖化防止京都会議(COP3)には、世界各国から多くの関係者が参加し、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素(亜酸化窒素)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、パーフルオロカーボン(PFC)及び六ふっ化硫黄(SF6)の6種類の温室効果ガスについて、先進国の排出削減について法的拘束力のある数値目標などを定めた文書が、京都の名を冠した「京都議定書」として採択されました。

地球環境京都宣言

 京都府では、このとき、京都市や京都商工会議所等の地元関係14団体とともに「地球環境京都宣言」をとりまとめ、世界に向けて発信しました。また、京都会議の歴史的意義を後世に伝えるとともに、地球温暖化防止についての府民の日々の取組を啓発するものとして、10年4月には府立植物園南側の鴨川河畔に「地球温暖化防止京都会議記念モニュメント広場」を整備しました。

地球温暖化防止京都会議記念モニュメント
〈地球温暖化防止京都会議記念モニュメント〉

京都議定書の発効<平成17年2月>

 京都議定書は平成17年2月16日に発効しました。京都議定書では、2年(1990年)の6種類の温室効果ガス総排出量を基準として、20年(2008年)~24年(2012年)の5年間に、先進国全体で少なくとも5%の削減を目指すこととされています。
 我が国は、温室効果ガスを平成20年~24年の5年間に6%削減する目標を掲げています。国では、平成17年4月に「京都議定書目標達成計画」を閣議決定し、目標の達成に向けた総合的な施策を展開しています。
 京都府では、京都議定書誕生の地として、平成17年12月に、地球温暖化対策に絞った独立の条例として「京都府地球温暖化対策条例」を制定し、18年4月から施行しています。

 

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