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第3回「いただきます。地元産 」アクションプラン検討会議開催結果概要

1 開催日時


(1)日時 平成18年8月28日(月曜日) 午後1時30分から4時
(2)場所 京都府職員福利厚生センター第2会議室

2 出席者

検討メンバー7名ほか、府関係部局職員

検討メンバー

・秋津元輝  京都大学大学院農学研究科 助教授
・藤田武弘  大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 講師 (御欠席)
・青木隆夫  有限会社ベネット代表取締役
・山岡祐子  株式会社白川書院取締役副社長
・十川洋美  京都府農業協同組合中央会常務
・永井菊博  全国農業協同組合連合会京都府本部本部長
・衣川佳典  匠の郷「やくの高原市」運営委員会会長
・谷口美智子 NPO法人「京・流れ橋食彩の会 」理事長
・山田進    京丹波町産業振興課課長 (御欠席)

3 あいさつ  

農産流通課 西口課長

4 内容 


(1)京都府の朝市・直売所の現状と課題:事務局説明
(2)府内の朝市・直売所:スライド説明
(3)意見交換

5 主な意見


(1)朝市・直売所の目標について

・対象を十把一絡げにするのでなく、対象の意向等段階・層にあわせた対策を考えるべき。消費者への野菜の提供が楽しみで朝市をしている人に損益分岐を求めても仕方がない。

・目標値は高い販売額を上げるべき。しかし、一気に目標値に届くとは考えにくい。 対象の規模や意向にあわせたやり方が必要。
・朝市・直売所は組織人数がたくさんいるからという理由だけで一人あたりの売上が上がってくるものではない。リードする人がいて、それに引っ張られてついていく形である。
・目立っているところは何か核になる物がある。花なのか。米なのか。水なのか。 景色なのか。 いずれかは、直売所によって異なるが。

(2)安心・安全農産物について
・農家が栽培や記帳にものすごい労力をかけても、消費者に認知されることを同時進行でやらないといけない。
・朝市は対面であるから顔が見えて安心感がある。対面でなければ表示の仕方に焦点が当たる。「こだわり商品」のような表示基準を作り、統一した様式を作っておくことが安心感につながるのではないか。
・消費者がどのような表示をすれば安心と感じるのかを分析すること。
・農家が直売所会員は研修会でポジティブリスト制度やトレーサビリティについて勉強し、消費者に情報提供できるようにしている。私達が作っている物は安心して食べてもらえる物ばかりと考えている。農家の負担が増えるような表示システムにはするべきではない。

(3)品揃えについて
・イベントと商品があれば、消費者は集まるのではないか。
・組織間ネットワークを行うことで情報交換ができ、品揃えの参考になっているし、また、商品がなくなったら他の地域から持ってくるということも考えられる。
・消費圏での府全域を対象とする直売所についてはファーマーズマーケット的に農家が儲かり地域活性化につながれば良いというものと、採算をある程度度外視してでもPR的にしていくものとがあるだろう。

お問い合わせ

農林水産部流通・ブランド戦略課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4974

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