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第5回(朝市・直売所/ふるさと加工食品関係)議事要旨

第5回「「いただきます。地元産 」アクションプラン検討会議の開催結果概要

1 日時と場所 

  • 日時 平成18年11月24日(金曜日)13時00分から15時30分
  • 場所 京都府公館第5会議室

2 出席者

検討メンバー7名他府関係部局職員

<検討メンバー>

検討委員
・秋津 元輝  京都大学大学院  農学研究科助教授
・藤田 武弘  大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科講師
・青木 隆夫  有限会社ベネット 代表  (御欠席)
・山岡 祐子  株式会社白川書院取締役副社長 「月刊京都」編集長                                                             ・十川 洋美  京都府農業協同組合中央会 常務                                                                                     ・永井 菊博  全国農業協同組合連合会 京都府本部本部長                                                            ・衣川 佳典  匠の郷「やくの高原市」運営委員会会長
・谷口美智子  NPO法人「京・流れ橋食彩の会」理事長
・山田 進    京丹波町産業振興課長   (御欠席)

3 あいさつ 

    農産流通課西口課長

4 内容

(1)「いただきます。地元産 」プラン(改定)最終案について

事務局より最終案の原案を提示。委員の意見を採り入れながら、最終案として決定した。

<内容>
・地産地消の取組強化のため、平成15年策定のプランに「朝市・直売所」「ふるさと加工食品」「京都米」分野を追加し補強することにする。

・地元の味とぬくもりを伝える「ほんまもん」のふるさと加工食品の取組をすすめるため、「いただきます。地元産 」プラン独自の考え方である「京都・食のふるさと圏」(地域の食材や行事食の調理方法などのデータに基づくもの)の検討をすすめることとする。

・府民のリクエストに応える「安心・安全でおいしい京都米を身近に買えたり食べたりできる地産地消のしくみ」を作っていく中で、京都米のニーズが高中で、京都米のニーズが高い品種(コシヒカリ・キヌヒカリ・ヒノヒカリ)に集約して良食味生産の取組を進めることが必要。

・特別栽培米等の産地づくりを進める等、京都米生産において環境保全に配慮する考え方が必要。

・「ほんまもん」
「ほんもの」を「ほんまもん」に換える事務局提案については承認。「ほんまもん」については、地域資源の有効利用という精神が本来の意味であるのではないか。地元の食材と地元の加工技術ですすめるべきものである。
「いただきます。地元産」プランから「ほんまもんキャンペーン」をすすめるべき。

・直売は慈善事業ではない限り採算が合うことが条件である。採算を合わせるとしたら、ある程度の規模が必要。農家が商品を持って行きやすいところで、なおかつ、集客人口があるところを確保するのは難しい。

 (2)プランの展開上の留意点

・産地と都市的地域のお見合い会をする時は、事前に生産者や加工業者・消費者ニーズ等の情報をデータ化しておくとマッチングが上手く進む。高齢者や女性が生産したものを消費者まで届けるための移動手段は若手が担う方法も考えられる。

・京都米を買った人に京都の酒の仕込み水をプレゼントする等、よりおいしく食べてもらえるような付加価値づくり・親切心が大切。

・米の栽培において環境を重視し、エコファーマーを推進しようとするならば、エコファーマー認定後の府の恒常的な支援が必要。

・地産地消については、スーパーマーケットにおいて地元産を消費者にPRすることが必要。仲卸業者に啓発していくことも大切。

お問い合わせ

農林水産部流通・ブランド戦略課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4974

ryutsu-brand@pref.kyoto.lg.jp