トップページ > 暮らし・環境・人権 > 食生活・消費生活 > 第1回(朝市・直売所/ふるさと加工食品関係)議事要旨

ここから本文です。

第1回(朝市・直売所/ふるさと加工食品関係)議事要旨

1 開催日時

(1)日時 平成19年9月7日(金曜日) 午後1時00分から3時00分
(2)場所 京都府職員福利厚生センター第2会議室

2 出席者

検討メンバー7名ほか、府関係部局職員

<検討メンバー>
・秋津元輝  京都大学大学院農学研究科准教授 【本検討会参与】
・藤田武弘  和歌山大学経済学部観光学科教授
・青木隆夫  有限会社ベネット代表取締役
・山岡祐子  株式会社白川書院取締役副社長
・十川洋美  京都府農業協同組合連合会専務理事   (欠席)
・永井菊博  全国農業協同組合連合会京都府本部本部長(欠席)
・衣川佳典  匠の郷「やくの高原市」運営委員会会長
・谷口美智子 NPO法人「京・流れ橋食彩の会 」理事長
・山田進 京丹波町産業振興課長

3 あいさつ

 農産流通課 山下課長

4 内容

(1)プラン進捗状況の報告
    京都米分野
    朝市/直売所/ふるさと加工食品分野
(2)「京都・食のふるさと圏」について説明
(3)意見交換

5 主な意見

(1)プランの推進について

<朝市・直売所/ふるさと加工食品分野>

ネットワーク組織のリーダーについて
  組織をまとめるリーダーにきちんとした仕事をしてもらうために、リーダーへの報酬を運営資金から支払うことは当然である。自分達で費用を出すのが当たり前だという教育が必要。一文にもならない仕事では若い人達が興味を示さない。

より良いふるさと加工食品づくりのために
  ふるさと加工食品をデザイン、観光、まちづくり等多角的な観点からアドバイスしてもらうために、大学コンソーシアム京都などの活用も考えられる。デザイン科の学生を現地に招へいし、デザインに力を入れてもらうことも考えられる。

加工の担い手確保のために
  ふるさと加工食品の現場は熱意があるが、立ち止まって、将来の組織のあり方を考えてみようとする余裕がない。取組が持続可能な形でできれば良いと感じる。

 若者の視点で作りつつ、余裕や広がりが出来てから、今までの伝統食品の技術とマッチングさせていくことが良いのではないか。後継者の確保のためには、若い人に加工グループの取組を知ってもらい、食べてもらい、おいしいと感じれば、加工グループに入ってもらえると期待している。

  府の農業の担い手対策、生産振興対策とこのプランを連動させる取組が有効ではないか。加工グループにI・Uターン者が入り、目線の違いを活かした商品を作っている事例もある。

<京都米分野>


   最近、京漬物の業者が頒布会を開いたり、お茶漬けを食べてもらうなどさまざまなことをしているが、そのような業界団体ともタイアップして「京づくし」というコンセプトで京都米を使ってもらい、より多くの人が京都米を身近に感じてもらう機会を増やしていくような取組が有効ではないか。

    都市農村交流は人が行き来することが基本ではあるが、定期的に、モノだけを食べたいという都市側のニーズもある。朝市と米の販売関係の団体が連携するなど民間主導で取組を進めればいいのかもしれない。

 今までの流通とは違うルートを考えながら地産地消を進めていくことも 必要だ。



(2)「京都・食のふるさと圏」について


 「京都・食のふるさと圏」については、作成の目的について濃い議論が必要である。 地域資源に取り上げるための基準づくりが必要。
 

 キーワードやイメージカラーがあっていいと考えるが、地域と色を1対1で定めてしまうのではなく、多面的な重なり合いをもたせるように、曼陀羅的に5つの色を重ねて京都のイメージを作っていくという方法もある。

 「鮮」、「癒」、「贅」、「楽」というキーワードは地産地消を表すキーワードとして、府内すべての地域で通用するものである。

 なぜこの色を付けていくか説明が難しい。この検討会議として、説得力のある意見を持っておくことが必要。

お問い合わせ

農林水産部流通・ブランド戦略課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4974

ryutsu-brand@pref.kyoto.lg.jp