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日吉たには会 特別養護老人ホーム はぎの里・老人保健施設 はぎの里(南丹市)

 日吉たには会では、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、第一ケアハウス、老人保健施設、通所リハビリテーション、第二ケアハウスの6施設が「たんとおあがり 京都府産」施設に認定されています。同会の栄養士の皆さんにお話を伺いました。

施設について紹介してください。                              

  • 南丹市日吉町に位置しています。入所・通所あわせて約250名のご利用者に食事提供を行っています。
  • 特別養護老人ホームと老人保健施設は、それぞれ別のメニューを作っています。特別養護老人ホームは、10人程度のユニット毎に調理するのが特徴です。その場で作るのでおいしく感じていただけますし、利用者の方のニーズに合ったメニューを提供できます。デイサービスセンターや通所リハビリテーションでは、鍋を囲むこともあります。 
  • 万願寺とうがらしの種取りやえんどう豆のさやむきなど、ご利用者に下処理を手伝っていただき、直接野菜と触れ合う機会を作っています。
     

給食を提供するに当たり心がけていることは。                      

  • 地元の野菜を使用することで季節感を出し、できる限り手作りすることを心がけています。下処理など手間はかかりますが、おいしさが違います。

「たんとおあがり 京都府産」施設認定を申請したきっかけは何ですか。 

  • 給食委託業者から「既に京都府産の米・野菜を使用しているし、申請しては?」とアドバイスを受けたのがきっかけです。

今日のメニューは何ですか。                               

  • お昼のメニューは、特別養護老人ホームが「おでん、ほうれん草のごま和え、みそ汁、ごはん」、老人保健施設が「はまちの金山寺味噌焼き、金時豆煮、すまし汁、ごはん」です。 
  • ご利用者は地元の方が多いので、慣れ親しんだもの、季節感のあるものを提供しています。 
  • 米、野菜とも地元日吉町産にこだわっています。
      

給食委託業者さんや食材の供給業者さんとの連携についてお聞かせください。

  • 米、野菜は地元農家の共同出荷グループ「アグロス胡麻郷」さんに、肉、魚は近隣の業者さんに供給していただいています。 
  • 「アグロス胡麻郷」さんから「今この野菜がありますよ」と毎週情報提供があります。生育不足などで予定していた野菜が入手できず、メニューを変更しなければならないこともありますが、「アグロス胡麻郷」さんからの情報を参考に対応しています。先日は厳冬でかぶらが凍ってしまったので代替として大根を使いました。 
  • 調理は給食委託業者さんにお願いしています。献立は当施設が作成しています。

今後の抱負についてお聞かせください。                          

  • 理念は「地域社会との連携を深める」。山間部に位置し、おいしい米や野菜が収穫できるメリットを生かし、これからも安全でおいしい食事を提供していきたいと思います。
     

事務局から                                     

 地元で採れたての「ぴん!」とハリのある新鮮な野菜がとてもおいしそうでした。「地域社会との連携を深める」の理念のとおり、地元「日吉町」産にこだわり、地元の農家や業者の方々と信頼関係を築いて地産地消を進めておられました。

お問い合わせ

農林水産部流通・ブランド戦略課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4974

ryutsu-brand@pref.kyoto.lg.jp