トップページ > 暮らし・環境・人権 > 食生活・消費生活 > 株式会社堀場製作所 社員食堂(京都市)

ここから本文です。

株式会社堀場製作所 社員食堂(京都市)

 HORIBAグループの福利厚生会社である株式会社ホリバコミュニティのご担当者にお話をうかがいました。

1日当たり何人の方がこの食堂を利用していますか。

  • 約1000人です。食堂は約300席あり、昼食は3交替です。
     

「たんとおあがり 京都府産」施設認定を申請したきっかけは何ですか。

  • 説明会に参加し、給食委託業者である株式会社典座(てんぞ)さんに「うちの食堂でも出来ませんか?」とお聞きしたところ、もともと京都府産の米、野菜を使用していたことから「今すぐでも出来る!」ということで、申請しました。

今日のメニューは何ですか。

  • ランチは、「舞鶴産鯵のしそ巻き天ぷら」です。「花菜」の天ぷらも添えられていて旬を感じられるメニューです。
    その他、定食や麺類、丼類など利用者の様々なニーズにあわせたメニューを提供しています。
  • 産地を食堂内に掲示して京都府産をPRしています。野菜の摂取量や食事バランスガイド等の健康に関する情報も提供しています。
     

食事をされている社員の方にお話を伺いました。

  • 毎日の昼食をいつも楽しみにしています。地元のものは安心でおいしいです。
  • 食堂が地産地消に取り組んでいることはよく知っています。地域貢献にも繋がりますし、これからも続けてほしいと思います。

地産地消フェアを実施されているそうですね。

  • はい。毎年実施しています。最近では「舞鶴さかなフェア」を実施しました。メニューは、「舞鶴産キスと鰯のちくわの天ぷら」、「あかもくそば」など。同時開催で、舞鶴産の魚、京都の旬野菜の展示販売も実施しました。舞鶴水産流通協同組合や京の旬野菜直売所「時待ち食」に協力していただきました。

給食委託業者さんとの連携や地産地消を進める体制についてお聞かせください。

  • 「給食委員会」を2ヶ月に1回実施しており、福利厚生担当、グループ会社の代表者、産業医、保健師及び給食委託業者の計20名が参加して、給食の地産地消やサービス向上等に取り組んでいます。

食堂の店長(株式会社典座)にお話を伺いました。

  • 「京都府産野菜は高い」というイメージがありますが、旬のものを使用することでコストを抑えています。
  • 社員の皆さんが食堂に来るのを楽しみにしていただけるように、地元の食材や旬の食材を使用したメニューを提供しています。

今後の抱負についてお聞かせください。

  • 「地産地消」の一歩先の「自給自足」にチャレンジしています。
    社内でボランティアを募集し、研修所近くに農園をお借りして、果物や野菜を栽培しています。平成23年12月には収穫した大根やかぶを使った「おでん」を食堂で提供しました。春にはじゃがいもを収穫する予定で、社員の家族も一緒に参加できる楽しめる企画を考えているところです。
     

事務局から

 本格的に地産地消に取り組み始めたきかっけは、「たんとおあがり 京都府産」施設認定だったそうです。今後は「自給自足」に取り組まれるとのこと。「いよいよ、自給自足か!?」というキャッチフレーズが印象的でした。今後の取組がますます楽しみです。

お問い合わせ

農林水産部流通・ブランド戦略課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4974

ryutsu-brand@pref.kyoto.lg.jp