平成25年度教育委員会運営目標
教育委員会運営目標
教育委員会 教育長 小田垣 勉
平成25年度教育委員会運営目標(PDF:311KB)
平成25年度運営目標達成状況(PDF:290KB)
概要
暴力行為など児童生徒の問題行動を防止し、また、いじめや体罰を無くすため、未然防止、早期発見、早期解決までの総合的対策に取り組みます。
- 緊急対策・早期解決
- 早期発見、相談体制の充実、学校体制の強化
- 地域や警察をはじめとする関係機関と連携した、児童生徒の問題行動を防ぐための取組の推進
- 学校から体罰を一掃するための取組の推進
子どもの命を守るための学校安全教育を徹底的に取り組むとともに、安心・安全な教育環境を整備します。
- 地域社会やあらゆる関係機関と連携した通学路の安全確保をはじめとする徹底した学校安全体制の整備
- 府立学校施設の耐震化の加速
- 「学校における安全教育の手引き」を活用した実践的な安全教育の取組推進
京都ならではの教育を進めることで、全ての子どもにしっかりとした生活習慣や学習習慣を確立させるとともに、一人一人の子どもの個性や能力を引き出し、質の高い学力を身につけさせる教育を推進します。
- 小中学校における京都式少人数教育の推進
- 生活習慣や学習習慣の確立の支援
- 基礎基本の徹底
- 学習意欲の向上
- 学校での学力向上の実践
生徒、保護者の多様化するニーズにしっかりと応え、学校選択の指標となる特色化を推進するとともに、生徒の個性・能力を最大限伸ばし「夢」を叶えるための府立高校づくりを進めます。
- 魅力アップのための府立高校特色化
- 京都フレックス学園の整備
- 京都市・乙訓地域公立高等学校の新しい教育制度策定
心の教育の充実、子どもの公共の精神や規範意識をはぐくみ、社会の仕組みなどを理解する教育を推進します。
- 京都府独自の心の教育学習資料集「京の子ども 明日へのとびら」等を活用した豊かな心をはぐくむ取組の推進
- 「結ネット KYOTO」を充実し、法律や金融、租税などの社会の仕組みやルールを専門家から学ぶ、出前学習を促進
- 発達段階に応じたキャリア教育の推進
- リーガルマインドを育成するための発達段階に応じたプログラムの開発
京都の伝統文化を継承し、国際感覚を身に付け、グローバルに活躍できる京都ゆかりの国際人の育成に取り組みます。
- 府立高校で茶道や華道の専門家等による京都の伝統文化の体験学習を実施
- 地域社会で京都の伝統文化に触れる機会の充実
- 府立高校生の海外留学や英語力の向上など、国際化に対応した教育の充実
小中学校及び高等学校における特別支援教育推進及び地域での特別支援教育の相談体制を充実します。
- 京都府スーパーサポートセンターの専門性を活かした特別支援学校教員等の指導力の向上及び地域支援センターの小中学校等に対する相談体制の充実
- 小中学校及び高等学校における特別支援教育の推進体制充実及び地域支援センターにおける教員等を対象とした研修の実施
実践力を備えた教員の養成やそれぞれの学校現場の課題に応じた指導力向上を図るとともに、教員の内発的な意欲を一層高め、自らが研鑽する仕組みを構築します。
- 企業や大学と連携した研修を通じたミドルリーダー、学校改革の中核となる教員の育成
- 大学と連携し、学校現場での実践力を備えた教員の養成
- 集合型研修から学校現場のニーズに応じた研究・支援への改革推進
学校と家庭、地域社会が一体となって教育を行うための環境整備を府内全域で推進します。
- 学校と地域が協働して子どもたちをはぐくむ取組の推進
学校や地域社会で子どもたちの体力・競技力の向上を図る取組を推進します。
- 小学生の発達段階に応じて体力向上を図るための指導資料「京のこども元気なからだスタンダード」(3、4年生版)、「京のこども元気なからだスタンダードPLUS+」(5、6年生版)の活用促進、小学校教員の指導力向上
- 中学校での武道・ダンス必修化に対応できる指導体制の充実
- スポーツ指導者が子どもたちを指導する取組の推進
- 新たな「京都府スポーツ推進計画(仮称)」の策定
府民の声を受け止めた教育行政の推進に努めます。
- 教育委員会と府民の積極的な交流、府民への積極的な広報活動
- 教育委員の施策形成プロセスへのより積極的な参加