自殺者が7年ぶりに400人を超過、対策を強化～令和5年の京都府の自殺者数（暫定値）～

報道発表日：令和6年1月26日

健康福祉部地域福祉推進課
(075)414-4625

　厚生労働省から令和5年の自殺者数（暫定値）※1が公表され、京都府における自殺者数は410人 (前年比35人、9.3％の増)と7年ぶりに400人を超過しましたので、お知らせします。

　京都府では、引き続き、相談窓口の周知やゲートキーパー※2養成等、自殺防止対策に取り組んでまいります。

　※1　警察庁から提供を受けた自殺統計原票データに基づいて、厚生労働省が毎月集計を行った数

　※2　死にたいほど深刻な悩みを抱えている人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人

1　令和5年の自殺者数及び自殺死亡率（人口10万人当たりの自殺者数）

1.京都府

	令和5年	令和4年	令和4年からの増減
自殺者数	410人	375人	35人（9.3％）
自殺死亡率	16.1	14.7	1.4

 

2.全国

	令和5年	令和4年	令和4年からの増減
自殺者数	21,818人	21,881人	-63人（-0.3％）
自殺死亡率	17.5	17.5	0.0

2.京都府の自殺者数の推移

3.京都府の取組

　京都府では、平成27年3月に、都道府県初の「京都府自殺対策に関する条例」を制定し、京都府自殺ストップセンターをはじめとする相談・支援ネットワークにより自殺防止を行ってきました。引き続きオール京都体制で自殺対策を推進するとともに、相談窓口の周知及びゲートキーパーの養成により一層力を入れてまいります。

（1）相談窓口の周知

　京都府自殺ストップセンター等府内外の相談窓口をwebやチラシ等により周知し、悩みを抱える方の相談を促し自殺を未然に防止

（2）ゲートキーパーの養成

　ゲートキーパー研修を実施し、悩みを抱えている人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人を養成

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