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平成17年3月10日
今期定例会の開会以来、議員の皆様におかれましては、連日熱心に御審議いただいておりまして、まことにありがとうございます。
ただ今議題となりました第48号議案ほか32件の案件につきまして、その概要を御説明申し上げます。
第48号議案は、平成16年度一般会計予算の補正であります。
この度の補正予算は、台風23号災害関連事業など当面緊急に措置すべき経費等について追加いたしますとともに、人件費や各種事業費等につきまして、ほぼ最終的な見通しを得ましたので、これを補正することとし、総額246億9,700万円の追加補正を行おうとするものであります。
歳出予算につきまして、その主なものを御説明申し上げます。
まず、台風23号に係る災害対策についてであります。台風23号の災害対策につきましては、被災された方々の生活再建支援をはじめ、地域の早期復興に向け、11月臨時府議会において、約300億円に上る補正予算を御議決いただき、現在、全力で、その執行に当たりますとともに、今回の災害で得ました教訓を、今後の対策に生かすため、「台風災害に係る対応委員会」において、中間的なまとめを行うなど、鋭意、検証作業を進めているところであります。
今回の補正予算は、社会基盤の早期復旧を進めるため、土木関係施設の災害復旧事業費として43億6,500万円、農林水産関係施設の災害復旧事業費として
21億3,400万円、また、国の災害関連補正予算を活用し、由良川、大手川等の改良を進めるため、土木関係災害関連公共事業費58億2,400万円を計上しております。
このほか、北近畿タンゴ鉄道株式会社に対する運営助成費4億2,100万円、京都勤労者総合福祉センター運営助成費1億500万円を計上するとともに、退職手当74億300万円等を計上しております。
以上が歳出予算の概要であります。
また、歳入予算につきましては、国庫支出金、府債等の特定財源が163億
7,200万円、府税、地方交付税等の一般財源が83億2,500万円となっております。
また、年度内に支出を終わらない事業につきまして、翌年度に繰り越して使用するため、繰越明許費を計上いたしております。
次に、第49号議案から第63号議案までの15件は、特別会計予算及び公営企業会計予算につきまして、人件費等所要の補正を行おうとするものであります。
また、第64号議案から第74号議案までの11件は、地方財政法等に基づき公共事業等に関する市町村負担金の額を定めることにつきまして、第75号議案から第77号議案までの3件は、一般国道178号橋りょう新設改良工事の請負契約の締結並びに一般国道178号道路新設改良工事及び府営和知集落道橋りょう新設工事の請負契約の変更につきまして、それぞれ議会の議決を得ようとするものであります。
次に、第78号議案は、町の廃置分合について、丹波町、瑞穂町及び和知町の合併に伴い京丹波町を設置することにつきまして、第79号議案は、一級河川の指定に関する意見につきまして、第80号議案は、京北町の京都市への編入に伴い、介護保険法に基づく介護認定審査会に係る事務委託の廃止に関する協議につきまして、それぞれ、議会の議決を得ようとするものであります。
以上が、ただ今議題となりました議案の概要であります。何とぞ御議決いただきますようお願い申し上げます。
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