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京都府税務共同化推進委員会(第6回)概要

1 日時

平成19年8月27日(月曜日) 午前10時27分~12時5分

2 場所

府庁1号館3階 秘書課会議室

3 出席者

委員等7名

4 審議概要

  • 中間まとめ(案)を審議。納税の利便性向上、基本業務フローを追加することとし、次回、内容を固める。
  • 課税共同化(法人関係税、固定資産税)を審議

(1) 共同化の基本業務

  • 課税データ

法人に関係する主な税は、一括受付し、電子申告の活用を含めワンストップサービスを実現。

その他は、データ連携や入力等の一括委託によりコスト削減を実現。

  • 収納データ

納付された税金の領収済データ作成については、省力化・迅速化を実現。

  • 滞納データ

納期限後の未納案件は、一元的に共同処理を実施。

支援システムを活用し、電話催告・文書催告等の外部化による大量案件の圧縮、職員による財産調査、差押を実施し、徴収率向上を実現。

  • 電子申告

電子申告は利便性を高め、業務が簡素化する。参加拡大にはコスト面の工夫が必要で、共同化の中で推進することが必要。

(2) 法人関係税の共同化

  • 徴収共同化と同じく、府内一本処理、地域共同処理、例外的な市町村処理、の枠組みが当てはまる。
  • 法人関係税(法人市町村民税、法人府民税、法人事業税)については、原則、業務の府内一本化が望ましい。申告等受付・処理は府内一本処理化し、納税者の利便性の向上に努める一方、業務集中による専門性の向上、効率化を図る。

また、いわゆる地方の自主決定部分等に係る法人関係調査を府内全域で一体的、効果的、効率的に展開するため、外形対象法人等の機動調査は府内一本で、未申告・未登録法人等地域に密着し実地調査が必要な法人関係調査(申告相談)は地域共同で、相互に連携しながら実施。

  • エルタックス(電子申告)も活用した府内一本処理の支援システムと、既存(個別)システムとが二重にならないよう設計段階で十分調整を図る。

(3) 資産関係税の共同化

  • 固定資産税と不動産取得税について、土地は、府固定資産評価審議会等により各市町村、府の共同作業を実施。家屋も、各市町村と府が分担して評価を実施している。土地、家屋、償却資産で、別々に共同化を考える必要がある。

更に、課税漏れ(客体把握漏れ)を防ぎ、公平公正な評価(価格)・課税を図るため、家屋評価について地域共同化(大規模等家屋の評価作業は府内一本化)し、専門化、効率化を図るとともに、地元に密着した土地と連携して登記等異動情報の一元収集を行う。増築分の把握は地元に密着した部分だが、航空写真利用もあり、引き続き検討が必要。

  • 償却資産について、府内一括受付が可能なエルタックス(電子申告)を基本フローに、適切な申告指導を地域で共同処理する。

(4) 事務局からの報告事項

  • 9月上旬に作業チームを立ち上げ予定。また、チームメンバー及び希望職員を対象に税務共同化の説明会を開催予定。

5 次回日程等

平成19年9月11日(火曜日)午前10時から(12時まで)

場所は事務局から連絡

議題は、

(1)課税の共同化(個人住民税、その他の税等)

(2)不服審査の手続

(3)その他

 

京都府税務共同化推進委員会(第6回)資料(PDF:765KB)

お問い合わせ

総務部税務課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4428

zeimu@pref.kyoto.lg.jp