京都府税務共同化推進委員会(第9回)概要
1 日時
平成19年11月8日(木曜日) 午後3時 ~ 午後4時30分
2 場所
府庁1号館3階 秘書課会議室
3 出席者
委員5名
4 審議概要
作業チームの開催状況を報告、業務デザイン(効率化)について審議
(1) 作業チームの開催状況報告
事務局から9月に設置した税務共同化作業チーム(徴収、電算、組織・経営、課税(住民税等、固定資産税))の開催状況、検討内容を報告
(2) 税務共同化後における業務デザイン
(1) 課税業務(税目別)、徴収業務(滞納整理、収納)について、主要な業務量(人数換算)、削減理由等を説明
(2) 税務共同化後における課税・徴収業務デザイン(試算)を審議
- 税務職員定数958名(18年度の25市町村、府計)を、税務共同化後には約700名とすることが可能(削減割合約3割)
- 課税業務は計514名を388名にすることが可能(約3割の削減)
- 徴収業務は計310名を217名にすることが可能(約3割の削減)
- 総務・電算等の共通業務は134名を96名にすることが可能(約3割の削減)
(3) 課税共同化後の課税(税目別)業務デザイン(試算)を審議
ア 法人関係税(68人 → 34人に▲34)
- 申告案内(3人)は重複排除で2人(▲1)
- 受付・審査(37人)は重複排除、集中処理、電子申告(エルタックス)活用で13人(▲24)
- 更正・届出(15人)が重複排除、集中処理、外部化で5人(▲10)
- 調査(13人)が重複排除(▲1)、府集約化(▲1)、調査充実(+3)で14人
イ 個人住民税(108人 → 71人に▲37)
- 給与支払報告書業務(34人)が集中処理、電子申告、外部化で14人(▲20)
- 外部委託等(34人相当)が電子申告で9人相当(▲25)
- 申告処理(25人)が入力外部化で13人(▲12)
- 税額算定(28人)が納税通知発送の一元化で23人(▲5)
- 相談調査(21人)は増減なし
◎ 業務の繁閑調整、機動的な配置等により一層の効率化が可能
ウ 固定資産税(償却資産)(19人 → 6人に▲13)
- 受付・審査(17人)が集中処理、電子申告、外部委託で2人(▲15)
- 調査(2人)は調査充実で4人(+2)
エ 固定資産税(土地)(72人 → 63人に▲9)
- 資料収集(29人)が法務局データ一元収集で21人(▲8)
- 評価業務(29人)は増減なし
- 縦覧・納税通知書(14人)は納税通知発送の一元化で13人(▲1)
オ 固定資産税(家屋)(71人 → 58人に▲13)
- 資料収集(28人)が法務局データ一元収集で21人(▲7)
- 評価業務(28人)は業務見直し(統一評価)で23人(▲5)
- 縦覧・納税通知書(15人)は納税通知発送の一元化で14人(▲1)
カ 不動産取得税 (77人 → 57人に▲20)
- 家屋評価(32人)が業務見直し(統一評価)で26人(▲6)
- 資料収集(13人)が法務局データ一元収集・外部化で3人(▲10)
- 税額審査(19人)が入力外部化で15人(▲4)
- 減額業務(13人)は増減なし
5 次回日程等
平成19年12月上旬で調整
議題は、組織デザイン等の残る課題、まとめ
京都府税務共同化推進委員会(第9回)資料(PDF:1,854KB)