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高病原性鳥インフルエンザの正しい知識の普及・啓発

府民の皆様の鳥インフルエンザや卵、鶏肉についての疑問解消をテーマに「知って得 とり・たまごの集い」を開催しましたので、その概要について紹介します。

日時:平成20年11月8日(土曜日)午後2時から4時まで

場所:京都商工会議所 3階講堂(京都市中京区烏丸通夷川上ル)

参加者 府民291名

概要 

<講演>「鳥インフルエンザってどういう病気」

京都産業大学 鳥インフルエンザ研究センター 大槻公一教授

【講演要旨】

  • 高病原性鳥インフルエンザの発生状況 
     日本では鶏舎に野鳥等が入り込まないように防鳥ネットを張るなど、しっかりとした防疫対策がとられているが、世界各地では対策が不十分なため、発生が続いている国が多くある。

 
 【大槻教授の講演風景】

  •  人への感染
     鳥インフルエンザウイルスが人に感染を起こしている東南アジアなどの地域では、ライブバードマーケット(生きたままの鶏等が食用として売買されている市場)が盛んであったり、人と鶏等が非常に近い環境で生活してる。このような環境下で鳥インフルエンザが発生した場合に、人に感染を起こしている。日本のような生活習慣や衛生環境では、人に感染することは考えられない。
  • 鳥インフルエンザが発生しても鶏卵・鶏肉は安全
     万が一、京都で再び鳥インフルエンザの発生があった場合でも、京都のマーケット等で販売されている鶏卵や鶏肉が鳥インフルエンザウイルスに汚染している危険性は全くない。発生農場の鶏や卵は動かすことはできない。実験的に鳥インフルエンザに感染させた鶏の卵からウイルスが検出されたことはほとんどない。万一、卵にウイルスが入っていたとしても人に感染を起こすだけの量ではなく、卵の中のウイルスはすぐに死滅する。
  • 新型インフルエンザ
     鳥インフルエンザウイルスがもととなって新型インフルエンザが出現することが恐れられているが、世界に先駆けて日本に出現する可能性はほとんどない。もし、国外で発生しても人などによって持ち込まれないようにすることが最も重要である。また、新型インフルエンザと鳥インフルエンザは全く別ものであり、新型インフルエンザは人から人への感染は広がるが、新型インフルエンザウイルスを鶏に感染させても、まず感染は成立しない。

【質疑・応答】

Q:家の中でインコを飼っているが、感染することはないか?

A:家の中で飼っている小鳥が、いきなり感染することはない。万が一、近くで鳥インフルエンザが発生している場合は、小鳥を屋外に出さず、部屋の中で飼うようにすれば、心配ない。


Q:感染した鶏が産んだたまごをたまごかけご飯で食べても大丈夫か?

A:万が一、たまごにウイルスが入っていたとしても、人に感染を起こす程のウイルス量ではない。また、産んでから皆さんの口に入るまでにウイルスは死滅している。子供にも安心であり、たまごかけご飯は全く心配いらない。

「安心・安全なたまご、鶏肉を届けるため がんばっています」

府内採卵鶏農家から取組紹介

  • 採卵鶏農家での野鳥等の侵入防止のための防鳥ネット整備や消毒の徹底などの鳥インフルエンザ発生予防の取組をスライドで説明。
  • 鶏舎で鶏が産んだ卵がGPセンター(グレーディング・アンド・パッキングセンター:鶏卵の格付(選別)包装施設)に集められて、洗卵、消毒やひび割検査等を経てパック詰めされるまでの工程をビデオで紹介。

府内肉用鶏農家から取組紹介

  • 肉用鶏農家での鳥インフルエンザ発生予防の取組をスライドで説明。
  • 出荷されてから食鳥処理場で検査を受け、肉になるまでの工程をビデオで紹介。

「たまご、鶏肉クイズ」(〇×で回答)

<問題例>

  • 京都府で飼養されている鶏は約200万羽である。
                               答:○
  • 「トレーサビリティシステム」とは、生産から流通販売までの各段階での情報を追跡・遡及できる。
                               答:○
  • たまごパックの賞味期限の意味は、賞味期限をすぎたら食べることはできない。

                             答:×(答)賞味期限は生で食べられる期限

  • 機械で卵のパック詰めを行う工程で洗卵、消毒のあと卵をたたくのは、寝ている卵を起こすため。
                               答:×(答)卵のひび割れを検査するため

参加者のアンケート調査結果(227名からの回答)

  • 「集い」に参加するまで、鳥インフルエンザが発生し たらたまごや鶏肉を食べるのを控えようと思ってい ましたか。

はい     152人(67%)

いいえ      71人(31%)

わからない    4人

  • 「はい」と答えた方に聞きます。「集い」に参加して 鳥インフルエンザが発生してもたまごや鶏肉を食べて も大丈夫と思われましたか。

はい     122人(80%)

いいえ      6人( 4%)

わからない  16人(10%)

  • 「集い」に参加して鳥インフルエンザやたまご鶏肉に ついて日頃持っておられた疑問は解決できましたか。

(ほぼ)できた  218人(96%)

できなかった     4人( 2%) 

参加者の主な感想


アンケート調査で参加者66人から感想をお書きいただきました。

  • 鳥インフルエンザや新型インフルエンザについて、ニュースだけではわからないことを詳しく知ることができました。
  • 鳥インフルエンザの話しを聞き、安心して子供に卵や鶏肉を食べさせられます。 
  • 鳥インフルエンザは恐れるに足らずと確信しました。
  • 鶏肉も卵も大好きです。とても厳しい検査を経て私たちの手元に届くのだということがよくわかりました。
  • 生産者の苦労がわかりました。安心して食べられます。
  • 卵はコレステロールが高い人はだめだと聞いていましたが、考えが変わりました。
  • 今後も食に関する疑問等に、このような催しを開いていただき、安心させて下さい。

 

畜産課家畜衛生担当

TEL:075-414-4985

FAX:075-414-4982

お問い合わせ

農林水産部畜産課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

電話番号:075-414-4981

ファックス:075-414-4982

chikusan@pref.kyoto.lg.jp

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