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「後期研修合同説明会2014」 開催Report
8月3日(日)真夏の日差しが照りつける中、ホテル京阪京都にて後期研修合同説明会を開催しました。
今回の説明会は病院毎の個別相談会と講演会の2本立てという内容での開催となりました。
一方講演会では 、昨年8月福知山市で起きた花火大会の爆発事故で、多くの負傷者を受け入れた市立福知山市民病院で
、地域救命救急センター長としてご活躍された北川昌洋先生を講師にお招きし、貴重な体験談をお話しいただきました。
内容は、事故発生直後から1時間以内に次々と45名の負傷者が搬送されてきた事、病院内で災害対策本部を立ち上げトリアージポストと診療エリア(赤・黄・緑)を設置して、医師・看護師だけでなく、薬剤部・リハビリ科・事務方などのコメディカルスタッフも一丸となって力を合わせ初期治療や家族対応にあたった事、さらに公立豊岡病院但馬救命救急センターと京都第一赤十字病院に支援要請をしたことで、京都・兵庫・大阪の3府県に災害対策本部が立ち上がり、3府県連携で重傷患者の受け入れ・分散搬送が出来た事、さらに消防機関も院内災害対策本部に入り、病院・消防・3府県の連携が機能した結果、災害医療活動の3Tとされる「Triage」「Treatment」「Transport」が迅速に行われた事などを、実際にその時感じた自分の思いや患者さんの様子も含め、熱く語っていただきました。
講演を聴いていた私達も、その時対応に当たられたすべてのスタッフの方々に頭の下がる思いを感じ、思わず胸が熱くなりました。と同時に、私達が忘れてはならない、大きな使命をあらためて気付かせていただいたように思います。
北川先生、素晴らしい講演を本当にありがとうございました。
講演会の様子
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個別相談会の様子
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