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更新日:2020年1月22日

文化・教育常任委員会 出前議会(令和元年11月22日)開催結果

テーマ

文化による地域づくりについて

~「京都府文化力による未来づくり条例」及び「京都府文化力による未来づくり基本計画」を踏まえて~

日時

令和元年11月22日(金曜日)14時00分から15時30分

場所

松花堂美術館 講習室 (八幡市八幡女郎花43-1)

参加者

文化・教育常任委員会

委員長:田中美貴子

副委員長:中村正孝、渡辺邦子

委員:菅谷寛志、井上重典、四方源太郎、田島祥充、山内佳子、西脇郁子、北岡千はる、梶原英樹、諸岡美津

意見交換参加者

笠置寺 住職
小林慶昭 氏

田山花踊り保存会 会長
辻本裕生 氏(「辻」は一点しんにょう、以下同様)

松花堂庭園・美術館 館長
石橋和正 氏

古川製茶
古川嘉嗣 氏

朝日焼十六世
松林豊斎 氏

京都府

山城広域振興局長
川口龍雄

文化スポーツ部 副部長(文化総合戦略担当)
森木隆浩

文化スポーツ部 文化政策室長
嶋津誉子

文化スポーツ部 文化芸術課長
山口正樹

教育委員会 文化財保護課長
森下 衛

地元議員

藤山裕紀子議員、荻原豊久議員、水谷 修 議員、村井 弘議員、森下由美議員、兎本和久議員、山本篤志議員

傍聴者

19名

概要

本府においては、文化庁の京都への本格移転決定や文化芸術基本法の改正等を踏まえ、文化政策を総合的に推進するため、「京都府文化力による未来づくり条例」及び「京都府文化力による未来づくり基本計画」を平成30年度に定めたところ。

府民をはじめ様々な主体と協働しながら府内各地域の活性化に寄与するためには、府内それぞれの地域で文化振興の盛り上がりをつくることが大切である。

今回の出前議会では、地域で文化振興に取り組まれている方々から、取組の状況やご意見をお伺いし、文化資源を生かした地域づくりについて意見交換を行った。

参加者の主な意見

参加者の主な取り組み及び課題など

笠置寺 住職 小林氏

人口減少を受け、笠置町の観光面も充実させていきたいという思いで、山城地域南部の寺院による、「南山城古寺の会」を発足させた。お茶の京都DMOとも連携し、観光連携を市町村の枠を超えて行っている。

積極的に笠置寺の外に出てイベント等に参加し、笠置町内の人々と交流することにも努めている。

地域住民が地域を愛し育む、住民主体の地域づくりを行っていきたい。

田山花踊り保存会 会長 辻本氏

保存会の会員だけではなく、大勢の力を借りて、地域ぐるみで踊りを存続させている。

少子化により入会者は減少し、保存継承を取り巻く情勢は、大変に厳しい。消滅させないため、時代に合った継承を考えなくてはならない。

今年は写真コンテストを開催し、写真によって田山花踊りの魅力を発信する、初めての試みに取り組んでいる。

松花堂庭園・美術館 館長 石橋氏

茶道や華道、書道といった伝統文化・生活文化を継承するため、文化財指定を受けた茶室等の施設を活用し、各種事業を実施している。市内の文化団体や高校、大学と協働し、次世代育成事業を展開しているところ。

観光施設としての側面もあり、お茶の京都DMO、近隣市町村等と連携した広域的な観光プロモーションに参加している。今後も、各団体や個人と連携を図り、文化財の保存活用を進めていきたい。

古川製茶 古川氏

宇治茶伝道師として、宇治茶を普及させるために、これまで講演等を行ってきた。

茶摘みが機械化される中、手摘みの体験を受け入れており、海外からの来訪も多い。実際に体験してもらい、覆い下の暗さや香りでお茶を身近に感じてもらうことが大切である。企業の社員や、地元の高校の茶道部なども受け入れている。

個人ではできないことも多く、行政と連携しながら行っていきたい。

朝日焼十六世 松林氏

窯元では、素材や技術だけでなく、それに伴う習慣(精神・文化)を継承してきた。

企業とのコラボレーションにより産まれた新たな作品の制作や、海外における茶文化の発信に積極的に取り組んでいる。また、西陣織や竹工芸といった、他の伝統工芸の担い手とともに一般社団法人GO ONを設立し、交流活動に力を入れている。

京都の深い歴史の中で連綿と積み上げられてきた「層」を生かして活動し、いかにその「層」を積み上げて次世代に継承していけるかが大切になってくる。

地域住民と文化の関わりについての意見

  • 地域の文化を支えてきた人々が減ってきているのではないか。行政には、京都の中心部以外の地域の人々に対し、文化に触れるチャンスを増やしていって欲しい。
  • 人々の繋がりや生きた足跡等が熟成したものが、文化と呼ばれるのではないか。町全体の文化を大切にして若い世代に繋げていきたいが、人口が流出している現状がある。
  • 新しい文化を発信し、住民に地域の魅力を改めて実感してもらえれば、そこから地域づくりが始まることもあるのではないか。

まとめ

「京都府文化力による未来づくり条例」をいかに日常生活の中に溶け込ませ、未来へと発信していけるかは、地域の人々の文化との関わりが大切である。

人々の日常の中に文化を織り込み、人づくりや地域づくりに繋げ、文化という言葉を横串にして、暮らしを積み上げていくことを念頭に置くべきである。

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