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決算特別委員会ってどんな仕組み?

1 決算特別委員会 設置・書面審査

令和4年度の京都府一般会計は約1兆1,900億円。どのように使われ、どういった成果を上げたかを審査する決算特別委員会が設置されます。まずは部局ごとに書面審査が行われ、さまざまな質問や意見が議員から出されます。

  • 若者や女性などの消防団への加入促進や地域の防災力向上につながる支援を!
  • 再生可能エネルギーや水素エネルギーなどの導入に向けた取り組みを進め、脱炭素化を!
  • 若者の府内就職に向けた取り組みや障害者、就職氷河期世代などのニーズに応じた職業訓練・就業支援の強化を!
  • 京野菜や米などのブランド力の向上に取り組むとともに、有機農業の推進と生産支援を!
  • 教員の働き方改革や部活動の地域移行の推進、個々に応じた学習・修学支援など、多様な学びの実現に向けた取り組みを!

2 現地調査

書面での審査後、実際に事業が実施された府内全域へ足を運び、適正に予算が執行されたかを調査。

現地・現場で直接チェック!

1班

宗教法人大本山大徳寺にて、歴史的建造物等保存伝承事業について調査

2班

宇治田原町と和束町にまたがる犬打峠にて、トンネルなどの整備状況を調査

3班

前船の老朽化に伴い、新たに建造された海洋調査船「平安丸」を調査

※そのほか17カ所において現地調査を実施

3 総括質疑

書面審査・現地調査を行った内容を踏まえ、知事や教育長、警察本部長に対し質疑を実施。


決算特別委員会総括質疑の様子

質問者

  • 兎本 和久(自民)
  • 中島 武文(自民)
  • 青木 義照(自民)
  • 梶原 英樹(維国)
  • 畑本 義允(維国)
  • 迫 祐仁(共産)
  • 光永 敦彦(共産)
  • 岡本 和德(府民)
  • 小鍛治 義広(公明)

4 決算の認定

令和5年11月6日に令和4年度決算を認定。

5 意見・提言

書面審査や総括質疑の中で出された指摘・要望事項43項目を「意見・提言」として取りまとめ、知事に対し、来年度の予算編成に反映するよう求めました。

子育て環境日本一の推進について

子どもの健やかな育ちを支えるため、市町村と連携し、妊娠期からの支援の充実や児童虐待の未然防止、子育てがしやすい環境づくりなど、「子育て環境日本一」に向けた取り組みを一層推進すること など

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京都府議会事務局総務課広報広聴係

京都市上京区下立売通新町西入

ファックス:075-441-8398