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<平成25年第36週>平成25年9月2日〜平成25年9月8日

今週のコメント

 京都府での風しんの報告は0件、全国的に37件の報告と、収束してきています。
 手足口病の報告が、先週とほぼ同様の水準で続いています。京都府では今週定点あたり4.27件の報告がありました。引き続き手洗いを徹底して予防に努めるとともに、発症時には水分補給をこまめにして脱水にならないようにしましょう。
 後天性免疫不全症候群(HIV)の報告が2件あり、京都府では累計16件となりました。全国的には1036件の報告になっています。京都府においては、平成22年20件(うちエイズ患者8件)、23年16件(うちエイズ患者6件)、24年11件(うちエイズ患者4件)と減少傾向にありましたが、今年は増加傾向にあります。
 平成24年エイズ発生動向によると、昨年一年間に全国で新規HIV感染者が1002件、新規エイズ患者が447件、合計1449件、報告されています。近年HIV感染に気付かぬまま病状が進行しエイズ発症に至った方が増えています。HIV感染は早期に発見し、定期的に検査をしていくことで適切な時期に治療を開始することが出来、エイズの発症予防につなげることができます。症状の無い時期から対処していくことが重要です。気に掛かる方は、無料、匿名の検査を受けるようにして下さい。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が4件報告されました
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症が2件報告されました
4類感染症 報告がありません
5類感染症 後天性免疫不全症候群が2件報告されました

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 手足口病 4.27 3.88
2 感染性胃腸炎 2.05 3.06
3 流行性角結膜炎 0.83 0.76
4 水痘 0.58 0.49
5 ヘルパンギーナ 0.55 1.15

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎が15件報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週の手足口病地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
丹後 3 0.75
中丹西 5 1.67
中丹東 22 4.40
南丹 22 4.40
乙訓 22 5.50
山城北 42 5.25
山城南 2 0.67
京都市 194 4.73
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