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<平成25年第47週>平成25年11月18日〜平成25年11月24日

今週のコメント

 感染性胃腸炎の報告が全国的にも京都府においても増加してきています。またRSウイルス感染症の報告が先週とほぼ同水準で推移しています。引き続き手洗いとうがいを徹底してください。
 インフルエンザの報告が、全国的には今週1300人を超えており、京都府においても今後増加が予想されます。予防接種の効果が現れるのに約2週間と言われていますので、本格的なインフルエンザの流行の前に予防接種を受けるとともに、今後手洗いでの予防も心がけてください。
 さて、12月1日「世界エイズデー」でした。日本を始め、世界で様々な啓発活動が行われました。京都府では「世界エイズデー」にあわせ、12月「京都府エイズ予防月間」として、エイズ検査・相談、普及啓発活動への取り組みを強化しています。今週、後天性免疫不全症候群(HIV)の報告が1件あり、京都府では累計20件となりました。同性間の性的接触による感染が多数を占めますが、近年は異性間の性的接触による感染が増加しています。また中高年のエイズ患者の増加が目立っています。 自覚症状からHIV感染の有無は分かりませんし、治療には早期発見が重要です。HIV感染に関して不安な方、心配な方に対し、相談を受け付けています。また無料検査も可能です。京都府のホームページをご参照ください。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が3件報告されました
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症が1件報告されました
4類感染症 報告がありません
5類感染症 後天性免疫不全症候群が1件報告されました

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 4.24 6.72
2 流行性角結膜炎 1.18 0.61
3 水痘 0.97 1.15
4 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.93 1.49
5 RSウイルス感染症 0.78 1.30

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎が20件報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週の感染性胃腸炎地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
丹後 10 2.50
中丹西 19 6.33
中丹東 28 5.60
南丹 13 2.60
乙訓 27 6.75
山城北 27 3.00
山城南 1 0.33
京都市 189 4.61
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