ホーム >> 感染症情報(週報)

<平成31年第11週>平成31年3月11日〜平成31年3月17日

今週のコメント

 平成31年第11週の報告です。
 感染性胃腸炎が定点あたり4.92件、その他の感染症も大きな変化はありません。伝染性紅斑乙訓で定点あたり3.00件、京都市右京区で定点あたり2.00件と警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が5件、アメーバ赤痢・侵襲性髄膜炎菌感染症侵襲性肺炎球菌感染症がそれぞれ1件、百日咳梅毒がそれぞれ2件報告されました。また、基幹定点の報告としてマイコプラズマ肺炎が4件、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が4件報告されました。
 今週も含め毎週のように梅毒の報告が続いています。女性、および男性同性間の梅毒では無症候性梅毒の割合が高く早期発見、早期治療が重要であるといえます。また妊娠中の感染は子供にも重篤な障害がでることがあります。梅毒は早期には軽い皮膚症状のみで消長することもあるので、検査により感染の有無を確認することが必要です。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 5件 報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 報告がありません
5類感染症 アメーバ赤痢侵襲性髄膜炎菌感染症侵襲性肺炎球菌感染症が それぞれ1件、
百日咳梅毒 が それぞれ2件 報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 4.92 6.04
2 インフルエンザ 2.54 2.92
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.67 2.87
4 伝染性紅斑 0.62 0.58
5 咽頭結膜熱 0.36 0.37
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
が それぞれ4件 報告されました

■眼科定点

報告がありません

▲ページTOPへ

■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

▲ページTOPへ

今週の伝染性紅斑地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 12 3.00
山城北 2 0.22
山城南 1 0.33
南丹 2 0.40
中丹西 - -
中丹東 2 0.40
丹後 - -
京都市 28 0.65
京都市版はこちら
近隣版はこちら
▲ページTOPへ
インフルエンザ RSウイルス感染症 咽頭結膜熱 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 感染性胃腸炎
水痘   手足口病   伝染性紅斑   突発性発しん   ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎   急性出血性結膜炎   流行性角結膜炎
▲ページTOPへ
丹後 中丹東 中丹西 南丹 京都市 乙訓 山城北 山城南