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<令和元年第50週>令和元年12月9日〜令和元年12月15日

今週のコメント

令和元年第50週の報告です。
感染性胃腸炎が定点あたり4.66件、インフルエンザは定点あたり12.34件と急増しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。インフルエンザ京都市左京区で35.00件と警報レベルとなっています。その他丹後、中丹西、中丹東、南丹、京都市右京区、上京区、中京区、西京区、南区注意報レベルとなっています。中丹西でのA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が定点あたり5.00件と警報レベルとなっています。水痘南丹で3.00件、京都市左京区で4.00件、右京区で1.20件、南区で2.33件と警報レベル上京区で1.33件と注意報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が9件、腸管出血性大腸菌感染症が 1件、A型肝炎が1件 、レジオネラ症が2件、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症梅毒が それぞれ2件 、侵襲性肺炎球菌感染症が1件、百日咳が1件報告されました。基幹定点からマイコプラズマ肺炎が5件、眼科定点から流行性角結膜炎が3件報告されました。
京都府でのインフルエンザの定点あたりの報告数が12.34件となり注意報レベルとなりました。北部地域から京都市内にかけての地域で多く報告されています。今年は例年にくらべ流行入り、注意報レベルとなるのも早く、今後も感染の拡大が予想されます。外出時はマスクを着用し、外出後は手洗いを励行してください。特に咳など症状のある方はマスク着用などの「咳エチケット」をお願いします。十分な栄養と休息、適切な湿度を保ち感染予防に努めてください。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 9件 報告されました
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 が 1件 報告されました
4類感染症 A型肝炎 が 1件 、 レジオネラ症 が 2件 報告されました
5類感染症 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症梅毒 が それぞれ2件 、 侵襲性肺炎球菌感染症百日咳
それぞれ1件 報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 インフルエンザ 12.34 15.62
2 感染性胃腸炎 4.66 6.60
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.96 3.55
4 水痘 0.81 0.68
5 咽頭結膜熱 0.56 0.80
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎 が 5件 報告されました

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 3件 報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週のインフルエンザ地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 67 9.57
山城北 159 9.35
山城南 42 8.40
南丹 103 11.44
中丹西 109 21.80
中丹東 131 16.38
丹後 64 10.67
京都市 880 12.75
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