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<令和2年第11週>令和2年3月9日〜令和2年3月15日

今週のコメント

令和2年第11週の報告です。
インフルエンザは全地域で注意報レベル以下となりました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が京都市右京区で警報レベルとなっています。伝染性紅斑が山城南で警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が8件、新型コロナウイルス感染症が5件、レジオネラ症が1件、侵襲性インフルエンザ菌感染症が1件報告されました。基幹定点の報告として、マイコプラズマ肺炎が11件報告されました。また眼科定点の報告として流行性角結膜炎が2件報告されました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者数の増加が続いています。感染拡大を防ぐため密閉空間(換気の悪い空間)、密集場所(多数が集まる場所)、密接場面(間近で会話や発生をする場面)の3つの“密”を回避してクラスター(患者の集団)の発生防止にご協力ください。個人では人込みを避け、手洗いをしっかり行うとともに咳エチケットに留意してください。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 8件 、 新型コロナウイルス感染症 が 5件 報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 レジオネラ症 が 1件 報告されました
5類感染症 侵襲性インフルエンザ菌感染症 が 1件 報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 インフルエンザ 2.50 1.29
2 感染性胃腸炎 1.84 2.87
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.61 2.31
4 伝染性紅斑 0.42 0.26
5 突発性発しん 0.25 0.27
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎 が 11件 報告されました

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 2件 報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 6 1.50
山城北 16 1.60
山城南 2 0.67
南丹 11 2.20
中丹西 15 5.00
中丹東 4 0.80
丹後 5 1.25
京都市 65 1.51
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