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<令和2年第14週>令和2年3月30日〜令和2年4月5日

今週のコメント

令和2年第14週の報告です。
新型コロナウイルスの感染が39件と増加しています。 全数報告対象の感染症は、結核が5件、新型コロナウイルス感染症が39件報告されました。また基幹定点よりマイコプラズマ肺炎が7件、眼科定点より流行性角結膜炎が1件報告されました。
全国的に新型コロナウイルス感染が拡大しています。今のところ、爆発的な患者急増に至ってはいませんが、都市部を中心とした集団発生も増加しています。人混みが予想される場所への不要不急の外出や会合等への参加を控えるようにお願いします。
新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。飛沫感染とは感染者の咳やくしゃみなどでウイルスが放出され、そのウイルスを周りの人が口や鼻から吸い込むことにより感染します。接触感染とは感染者がウイルスのついた手で物に触れた際にウイルスが付着し、別の人がその物に触れるとウイルスが手に付着するため、その手で鼻や口を触ると感染してしまいます。手洗いをしっかりと行い、手洗いの後は水分をしっかりと拭き取るという予防策の継続をお願いします。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 5件 、 新型コロナウイルス感染症 が 39件 報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 報告がありません
5類感染症 報告がありません
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 1.24 1.87
2 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.03 1.47
3 インフルエンザ 0.38 0.15
4 突発性発しん 0.20 0.32
5 水痘 0.18 0.20
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎 が 7件 報告されました

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 1件 報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週の感染性胃腸炎地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 8 2.00
山城北 2 0.29
山城南 - -
南丹 8 1.60
中丹西 14 4.67
中丹東 3 0.60
丹後 - -
京都市 57 1.33
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