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生産実務科の紹介

城陽校の訓練科は、平成29年度から従来の「紙器製造科」の訓練内容を充実し、知的障害のある方を対象に、紙箱加工(貼箱)作業や包装、ものづくり系企業の製造・組立・物流・現場清掃など幅広い仕事内容に対応する訓練を行い、職場適応力を養成するとともに、寮生活を含めた日常生活訓練等を通じて、社会人として自立できる人材を育成します。

定員

10名

訓練期間

1年間(4月入校、翌年3月修了)

訓練内容

【紙箱製作】

  • 手作業による紙箱作り
  • 機械作業、糊付け機、箔押し機等の機械を使っての貼箱作り

【組立・検品】

  • ベルトコンベアーを使っての箱詰め作業、ラッピング、結束、工具を使用しての機械部品の組立作業
  • 計量作業、ピッキング作業、分別作業、

【共通】

  • パソコン操作(ワード、エクセル、インターネットの基本)、清掃、野外作業(農作業)

【生活指導等】

  • 接遇 就労に必要な、社会人としての基本的なルール・マナー(身だしなみ、言葉づかい、あいさつの仕方)、履歴書の書き方、面接の受け方等の指導
  • 体力作り ランニング(毎日朝・夕)、体育授業等
  • 金銭管理、健康管理等、基礎学力

訓練風景

  • 紙箱作り

糊付け機を使用して紙箱を作成します。コンベア上に流れてきた糊のついた紙の中心にボール紙を貼り付けつけ、周囲を貼り、中に織り込む作業を4~5名で分担して行っています。

 
(糊付け機)


(手貼り)

 

箔押機を使用して金箔などで印字を施す、自動罫線機を使用してボール紙に罫線を入れる、打ち抜き機を使用してボール紙を打ち抜くなどの作業を行っています。その他にも一本押し機、カラス切り機などの機械があります。

 


(テープ止め機)


(箔押機)


(平止め機)

 

  • 組立・検品訓練

ベルトコンベアーを使用して箱詰め作業を行っています。その他にラッピング、手結束、薄紙計算、罫折(罫線が入ったボール紙を折る作業)、部品組立、ネジ分別、工具使用訓練などを行っています。

 
(ベルトコンベアー)


(ラッピング)


(部品組立)


(ネジ分別)


(電動工具使用)


(軽量運搬)


(京都校との合同訓練:野外活動)

 

  • 共通訓練

パソコン訓練では、Word、Excelの基礎の学習、インターネットを用いて求人検索なども行います。接遇では、挨拶の基本から身だしなみ、マナーなど社会人基礎力の訓練をしています。

金銭管理では、小遣い帳を記入して所持金の管理と買物訓練など計画的な使い方を訓練します。

学科では、基礎学力のテストを行い、面接指導では面接や実習に向けて応答の仕方やマナーを訓練します。

 


(パソコン実習)


(JPセミナー)


(小遣い帳点検)

 

  • 生活訓練と寮生活

寮生活を通して、自立した生活が送れるように支援していきます。

 


(朝礼)


(ラジオ体操)


(食事)


(シーツ交換)


(清掃)


(清掃)

 

お問い合わせ

商工労働観光部城陽障害者高等技術専門校

城陽市中芦原59

ファックス:0774-56-0528

joskgs@pref.kyoto.lg.jp