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5.海域ごとの成熟する大きさの違い

  ズワイガニはベーリング海、アラスカ沿岸、北大西洋カナダ沿岸、オホーツク海、日本海および犬吠埼以北の太平洋沿岸などに広く分布しています。表3に海域別(図6を参照)の成熟する最小の大きさと計測された最大の大きさを示します。各海域の成熟する最小甲幅は、4cmから7cmとかなりの差がみられます。同様に、最大甲幅でも7.5cmから15.0cmと2倍の差が生じています。このように、最終脱皮の有無からみた雄ガニの成熟する最小甲幅は、海域によってかなり異なっています。
   日本海でも大陸棚の縁辺部に当たる京都府沖合と中央に位置する大和堆とでは、1cm異なっています、これまでは、このような違いは各海域の海底水温に関係しているといわれていました。つまり、水温が高いところでは甲幅が大きく、低いところでは小さい。しかし、海底水温だけの影響ではなく、生殖行動などに関する別な要因によることも考えられます。この点については、今後の研究課題となっています。

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