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 3新井崎地先(図4)
 新井崎地先の調査した場所は水深5mまでは急峡な岩盤で、そこから水深13mまでは傾斜が9度の中、大型の転石でした。この場所に出現したホンダワラ類は5種類でした。現存量は水深2,7,15mで多くなっていました。また、転石には無節サンゴモがみられました(写真 5)。水深5〜7m付近には一部ホンダワラ類の藻場がみられましたが、大部分は磯焼け状態でした。
 植食動物は9種類がみられました。そのうち、有用磯根生物のサザエは水深2,10,15m、ムラサキウニは水深2〜10m、アカウニは水深10m、バフンウニは水深5,7mでみられました。また、キタムラサキウニは水深10,15mでみられました。植食動物の現存量は水深10mで多く、この水深帯では全体のほぼ6割がサザエでした。新井崎地先の藻場の特徴として、水深の浅い場所(水深2m)と深い場所(水深7m)のみ藻場がみられるいわゆる「中抜けの磯焼け」状態でした。このような状況は日本海沿岸ではよくみられ、特に冬場の波浪等による影響が大きいといわれています。


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