ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン検索 

 トップページ > 野生生物種 > 淡水魚類 > アブラボテ

 レッドデータブック2015に移動する

アブラボテ Tanakia limbata (Temminck and Schlegel)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 淡水魚類
目名 コイ目
科名 コイ科
京都方言 ボテ、ボテジャコ(混称)



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内各生息地で個体群の著しい減少が認められる。
形態 体長6cm程度。体高は高く、扁平する。口ひげは1対で側線は完全。体色はオリーブ色で特にオスで顕著。
◎近似種との区別
近縁のヤリタナゴとくらべ背鰭と尻鰭基底部の鞘状鱗が約2列と多い。
分布 濃尾平野以西の本州、淡路島、四国瀬戸内海側、鹿児島県北西部の高松川までの九州。
◎府内の分布区域
宇治川、桂川、木津川、由良川、鴨川、琵琶湖疏水、久美浜町蓮池等。
生態的特性 餌は、主にユスリカ幼虫などの小型の底生動物を好む。4〜8月にドブガイやマツカサガイなどの淡水二枚貝に産卵する。平野部の水のきれいなやや流れのある細流や本流から引かれた灌漑用水などに多い。桂川嵐山周辺ではヤリタナゴと混棲している。
現状・脅威・保全 特に生息地保護対策は行われていない。河川改修による生息場所の消失、産卵用淡水二枚貝の死滅による再生産の阻害、魚食性外来魚による食害、飼育愛好家による過剰採集が脅威である。生息場所と淡水二枚貝の保全、魚食性外来魚の侵入防止が必要である。

文献:東山・林(1998) 宮地(1935) 長田(1977) 長田(1978) 長田(2001) 中村(1969) 
執筆者:足羽 寛 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
    トップページ > 野生生物種 > 淡水魚類 > アブラボテ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.