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京都府における緊急事態宣言解除後の対応方針

京都府における緊急事態宣言解除後の対応方針

令和2年5月21日 
京都府新型コロナウイルス感染症対策本部

 

京都府域における緊急事態宣言解除を踏まえ、5月15日に公表した新型コロナウイルス感染拡大防止のための京都府における緊急事態措置を解除するとともに、今後、下記のとおり対応する。

1 期間

令和2年5月23日~5月31日

※5月29日を目途に全国の緊急事態宣言の状況等を踏まえ、改めて見直しを検討する。

2 外出等の行動について

1. 特定警戒都道府県への往来を避けるとともに、不要不急の都道府県をまたぐ移動を控えるよう要請する。

2. これまでにクラスターが発生しているような施設や「三つの密」のある場所への外出を控えるよう要請する。

3. 国の専門家会議で示された感染拡大を予防する新しい生活様式の定着を要請する。

3 催物(イベント等)の開催について

1. 全国的かつ大規模な催物の開催は、中止又は延期を要請する。

2. 開催にあたっては、以下を目安としつつ、適切な感染防止策の実施を要請する。

  • 屋内であれば100人以下、かつ収容定員の半分以下の参加人数とすること。
  • 屋外であれば200人以下、かつ人と人との距離を十分(できるだけ2メートル)確保すること。

3. 2.の人数に満たないイベントであっても、密閉された空間において大声での発声、歌唱や声援、又は近接した距離での会話等が想定されるようなイベント等に関しては、控えるよう要請する。

4 施設の使用について

1. これまでにクラスターが発生した施設等については、引き続き休止の協力を依頼する。

キャバレー・ナイトクラブ等の接待を伴う飲食店、カラオケボックス、バー、ライブハウス、性風俗店、スポーツジム

2. 大学については、各大学等と連携して、大学の再開に向けたガイドラインを作成し、各大学において、大学ごとの状況等を考慮した感染拡大予防マニュアルを作成し、教職員や学生に周知等を実施した上で再開するよう要請する。

3. その他の全ての施設の管理者に対し、業種別の感染拡大予防ガイドライン(内閣官房ホームページ掲載)を踏まえ、感染防止対策の適切な実施を依頼する。

5 職場への出勤等

事業者の皆様に対し、引き続き、在宅勤務(テレワーク)、時差出勤、自転車通勤の奨励等、人との接触を低減する取組の推進を依頼する。

職場や店舗等に関して、業種ごとに策定される感染拡大予防ガイドライン等を踏まえ、感染拡大防止のための取組を適切に行うよう依頼する。

 「新しい生活様式」の実践例

(1)一人ひとりの基本的感染対策

感染防止の3つの基本:1.身体的距離の確保、2.マスクの着用、3.手洗い

  • 人との間隔は、できるだけ2メートル(最低1メートル)空ける。
  • 遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。
  • 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
  • 外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用。
  • 家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える。シャワーを浴びる。
  • 手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可) 。

※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする。

移動に関する感染対策

  • 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
  • 帰省や旅行はひかえめに。出張はやむを得ない場合に。
  • 発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモにする。
  • 地域の感染状況に注意する。

(2)日常生活を営む上での基本的生活様式

  • まめに手洗い・手指消毒
  • 咳エチケットの徹底
  • こまめに換気
  • 身体的距離の確保
  • 「3密」の回避(密集、密接、密閉)
  • 毎朝で体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養  

(3)日常生活の各場面別の生活様式

買い物

  • 通販も利用
  • 1人または少人数ですいた時間に
  • 電子決済の利用
  • 計画をたてて素早く済ます
  • サンプルなど展示品への接触は控えめに
  • レジに並ぶときは、前後にスペース

娯楽、スポーツ等

  • 公園はすいた時間、場所を選ぶ
  • 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
  • ジョギングは少人数で
  • すれ違うときは距離をとるマナー
  • 予約制を利用してゆったりと
  • 狭い部屋での長居は無用
  • 歌や応援は、十分な距離かオンライン

公共交通機関の利用

  • 会話は控え目に
  • 混んでいる時間帯は避けて
  • 徒歩や自転車利用も併用する

食事

  • 持ち帰りや出前、デリバリーも
  • 屋外空間で気持ちよく
  • 大皿は避けて、料理は個々に
  • 対面ではなく横並びで座ろう
  • 料理に集中、おしゃべりは控えめに
  • お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて

冠婚葬祭などの親族行事

  • 多人数での会食は避けて
  • 発熱や風邪の症状がある場合は参加しない

(4)働き方の新しいスタイル

  • テレワークやローテーション勤務
  • 時差通勤でゆったりと
  • オフィスはひろびろと
  • 会議はオンライン
  • 名刺交換はオンライン
  • 対面での打合せは換気とマスク

※業種ごとの感染拡大予防ガイドラインは、関係団体が別途作成予定 

お問い合わせ

危機管理監付
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-5659
ファックス:075-414-4477
corona@pref.kyoto.lg.jp