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学名 Paeonia obovata Maxim
分類群 種子植物
科名 ボタン科
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー(外部リンク) 絶滅危惧II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A
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生育地並びに個体数が極めて少なく、園芸用の採集が目立つ。
茎は高さ30~80cm。葉は2回3出複葉。
開花時期は5月末~6月中旬。
◎近似種との区別
花は淡紅色から白色で、柱頭は長くうず状に巻く。花は葉から抜きんでで咲く。
ヤマシャクヤクの花は白色で、柱頭は巻かない。
◎参照
原色日本植物図鑑草本II:217頁,日本の野生植物II:111頁
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸(東北部)
◎府内の分布区域
丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市北部
園芸用の採集、森林の暗化。
採集の自粛(府の指定希少野生生物であり、無許可採集が条例で禁止されている)、森林(植林地)の間伐。
執筆者:光田 重幸
・雲ケ畑・足谷 人と自然の会(HPはこちら(外部リンク))
・内久保環境・史跡保存会(HPはこちら(外部リンク))
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