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環境部の紹介 [農林センター]

 環境部では、環境と調和した農業技術の開発をめざして、安全、安心な農作物生産の実現を図るための研究、収益性の高い農林漁業経営を支える研究、豊かな地域環境を守る研究に取り組んでいます。

安心・安全な農産物生産に関する研究

光等を利用した農薬に頼らない野菜の病害虫防除技術の確立

  ハモグリバエ類、コナジラミ類等の害虫の光や色に対する反応特性を解明し、LED等を利用した新しい物理的防除技術の開発を目指しています。

 

タバココナジラミ(トマトやトウガラシの他、ナス、キュウリ等でも多発、トマト黄化葉巻病を媒介する) 

葉根菜類を中心とする有機栽培技術体系の確立

 京都府内で生産されている代表的な有機質肥料等の肥効特性を調査・分析しています。その結果は有機栽培技術マニュアルの資料として利用されます。

軟弱野菜の有機栽培試験

 

農薬登録拡大支援調査 

 京の伝統野菜などの地域特産物のマイナー作物に対して安心して農薬が使えるように登録拡大のための試験を行っています。

トウガラシの登録拡大試験

 病害虫発生予察調査及び侵入害虫等調査

 京都府内の農作物の病害虫の発生状況を調査し、予察情報を農家・関係機関等に提供することにより適期かつ効率的な防除に役立てて農作物の被害防止につなげるとともに必要最小限の農薬散布を目指すことで環境保全に寄与しています。また、外国からの重要病害虫(チチュウカイミバエ、ナシ火傷病等)の侵入警戒調査を行っています。

詳しくは 

病害虫防除所のページへ

 

収益性の高い農林漁業経営を支える研究

ダイズ子実汚斑病菌による黒大豆収量の安定化 

 ダイズ子実汚斑病菌によるダイズ子実の肥大停止、汚斑、裂皮被害の実態を解明するとともに防除方法を確立することで丹波黒大豆の収量安定化を目指します。 

 

 

ダイズ子実汚斑病の症状と病原菌(左)を媒介するホソヘリカメムシ(右)

輪作体系における小豆・水稲の生産安定のための堆肥施用技術の確立 

 水稲・麦・小豆の2年3作体系における堆肥の適正な投入量と施用時期、小豆、水稲の収量や品質及び水田土壌への影響について検討し、京都特産である丹波大納言小豆の生産安定を目指します。

 

堆肥施用4t/10a区(奥)と2t/10a区(手前)

 豊かな地域環境を守る研究

集落、農地の餌資源低減による野生獣害回避技術の確立

 集落、農地における野生獣の餌資源(ひこばえ、畦畔雑草、野菜残さなど)の実態を明らかにするとともに、ひこばえ等餌源を減らすため秋おこしの時期等の検討を行っています。

ひこばえ発生状況の調査

野生獣の生態、各種対策技術の普及〈マニュアル集)

詳しくは      

鳥獣害対策のページへ