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平成25年度第1回京都府公共事業評価に係る第三者委員会の概要について

平成25年10月31日更新

平成25年10月18日に開催された平成25年度第1回京都府公共事業評価に係る第三者委員会の概要は以下のとおりでしたのでお知らせします。

日時

平成25年10月18日(金曜)午後2時から午後3時30分まで

場所

京都平安ホテル「平安の間」

出席者

  • 京都府事業評価に係る第三者委員会委員

小林潔司委員長、坂口圭豊委員、水原有香子委員、村上章委員(五十音順、敬称略)

  • 事務局

建設交通部長、技監(土木担当)、担当課長ほか

議事内容

対象事業

一般国道482号(丹後弥栄道路)防災・安全交付金事業

  • 評価種別:再評価
  • 事業種別:道路
  • 事業主体:京都府
  • 施工箇所:京丹後市

主要地方道京丹波三和線(下山~三ノ宮)防災・安全交付金事業

  • 評価種別:再評価
  • 事業種別:道路
  • 事業主体:京都府
  • 施工箇所:京丹波町

野田川広域河川改修事業

  • 評価種別:再評価
  • 事業種別:河川
  • 事業主体:京都府
  • 施工箇所:与謝野町

結果

  • 対象事業の再評価に係る京都府の対応方針案(継続)について、各委員から異議はなかった。

傍聴者

なし

(参考)委員会での主な意見等

一般国道482号(丹後弥栄道路)防災・安全交付金事業

(委員)現道とは別の場所に新しい道路が出来るとのことだが、現道自体通学路であり、歩道等何も無いのか。
[京都府]現道には一部であるが歩道が設置されているところもある。
[京都府]バイパスが出来ることにより、大型車等通過交通はバイパスを通る。現道は地域の人のみが通り、交通量は大幅に減ることから安全性は高まる。
(委員)3案ルート比較しているが、事業費はどれくらい違うのか。
[京都府]A案(現計画)とB案では2億円ほどB案が高い。B案とC案ではあまり変わらない。
(委員)一般国道482号防災・安全交付金について調べると、他にも色々な事業名、社会資本整備交付金等が出てくる。関連はあるのか。
[京都府]国から交付金をいただいて事業を行っている。年度ごとの国の施策により名前が変わってしまっているが、実質同じである。

主要地方道京丹波三和線(下山~三ノ宮)防災・安全交付金事業

(委員)要望を出されている京丹波三和線道路整備促進期成同盟会とはどういう団体か。
[京都府]地元の方、自治会長等が参加された団体である。
(委員)2車線改良と1.5車線改良の使い分けの基準はなにか。
[京都府]人家連たん部が2車線改良、峠部を1.5車線改良で実施している。
(委員)1.5車線改良で交通が円滑になるのか。
[京都府]待避所で待っていただくことで円滑になると考える。

野田川広域河川改修事業

(委員)ネットの防災サイトを見ると、野田川の河川防災カメラの映像が、国土交通省の淀川などのものと比べ見難いが、新しく更新しないのか。
[京都府]国交省は、河川の重要度等からリアルタイムの映像を提供しているところもある。
[京都府]府管理河川においては設置数やその利用状況などから、静止画像を一定時間間隔毎に提供している。
(委員)治水安全度について、1月5日年確率規模で整備しているとのことであるが、近年、ゲリラ豪雨の様なこれまでにない雨量が発生している。どのように対応するのか。
[京都府]河川改修は、段階的に治水安全度をレベルアップさせていく整備を行っており、本計画(1月5日年確率規模)の整備が完成すれば、次の段階を目標とし、最終的には基本方針(1月30日年確率規模)での改修を進め、確実に安全度を高めていく。
(委員)費用便益費の算出に使用している算出根拠が平成17年のものと記載されているが、なぜもっと新しいデータを使わないのか。
[京都府]記載は、費用便益費の算出に当たって使用することとなっている「治水経済調査マニュアル」が平成17年度版であることを示しているもの。
[京都府]費用便益費の算出に当たっては、最新のデータを使用している。
(委員)委員会資料の想定氾濫区域と洪水ハザードマップは、どの程度の洪水を想定しているのか。
[京都府]資料中の氾濫想定は1月5日年確率規模、洪水ハザードマップについては基本方針の1月30日年確率規模の洪水を想定している。
(委員)既往洪水被害の資料を見ると、平成16年度より平成21年度の降雨量が多いが、平成16年度の方が被害が大きいのではないか。
[京都府]記載の降雨量は、観測所が異なっている。平成16年の方が被害は大きい。
(委員)加悦奥川の改修済箇所の写真を見ると、土砂が溜まり、草が茂っているが、管理ができていないのではないか。
[京都府]写真の箇所は、工事完了から時間が経って土砂が堆積している状況。今後、流れを阻害するような場合は、浚渫等を実施して対応する。
(委員)岩屋川の浸水想定について、事業完了後も浸水被害が残る箇所が見られたが、その箇所については、どう対応するのか。
[京都府]現在進めている1月5日年確率規模の改修を経て、1月30日年確率規模の改修が進めば解消される。
(委員)事業完了年度が平成40年とあるが、これは河川整備計画が完了する年度なのか。
[京都府]1月5日年確率規模の計画が、下流の野田川本川も含め完了する年度。

お問い合わせ

建設交通部指導検査課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町