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平成27年度第1回京都府公共事業評価に係る第三者委員会の概要について

平成27年5月27日
京都府建設交通部
指導検査課
075-414-5225

平成27年5月12日に開催された平成27年度第1回京都府公共事業評価に係る第三者委員会の概要は以下のとおりでしたのでお知らせします。

日時

平成27年5月12日(火曜日)午後2時から午後3時30分まで

場所

京都平安ホテル「平安の間」

出席者

  • 京都府公共事業評価に係る第三者委員会委員
    小林潔司委員長、関根英爾委員、深町加津枝委員、水原有香子委員、山本敬子委員
  • 京都府
    建設交通部部長、技監(土木担当)、理事、担当課長ほか

議事内容

対象事業

都市計画道路御陵山崎線(第3工区)防災・安全交付金(街路)事業

  • 評価種別:事前評価
  • 事業種別:道路
  • 事業主体:京都府
  • 施工箇所:長岡京市

主要地方道八幡木津線(都市計画道路山手幹線)社会資本整備総合交付金事業

  • 評価種別:再評価
  • 事業種別:道路
  • 事業主体:京都府
  • 施工箇所:京田辺市~精華町

結果

  • 新規事業着手について異議はなかった。
  • 事業実施に際しては、景観へ十分配慮するよう意見があった。
  • 再評価に係る京都府の対応方針(継続)について、各委員から異議はなかった。

傍聴者

1名

(参考)委員会での主な意見

都市画道路御陵山崎線(第3工区)防災・安全交付金(街路)事業

(委員)今回計画の横断図を見ると、幅3.0mの自歩道を設置することとなっているが、北側の工区は幅3.5mとされている。
[京都府]北側の工区は、公安委員会との協議により最終的に幅3.25mとなった。今回も事業を進めるにあたり、調整していくことになっており、細部は詰めていきたい。
(委員)自転車レーンを設けたりはしないのか、自転車通行を歩道から分ける場合は、道路の両側に設置することとなるのか。
[京都府]道路両側とも、片方の自歩道の中で、両方向の自転車が行き来する形態と考えている。
(委員)立命館中高の安全な通学路確保とのことだが、立命館中高のホームページに、通学路に関することの行政への働きかけについて書かれた記事があった。京都府としては、これに対し説明などを行っているか。
[京都府]京都府としては、長岡京市を通じて要望を聞いており、今のところ直接学校にこの事業概要について説明はしていない。
(委員)結局立命館中高の通学路は、交差点部分が問題なのか。
[京都府]通学路は、御陵山崎線の未整備区間がとても狭く危険なので並行する西国街道を使っているのであって、交差点部分だけが問題なのではない。
(委員)ここに限らず、府や市の道路整備については、景観に対する配慮が非常にアバウトであると感じる。路上の柱類などを例にとっても、防護柵、街路樹、規制標識、電柱、信号柱など全然統一がはかられていない。京都府として、舗装の色調に至るまで景観のガイドラインを定めて欲しい。
(委員)この事業を行うにあたり、市とどういった景観の将来像を目指して調整をされたのか。
[京都府]前の1、2工区の事業から協議は随時行っており、市の景観条例により植栽等について調整してきた。
(委員)一般論ではなく、具体的な検討の経過を教えて欲しい。
[京都府]今把握できていない。
(委員)環境審議会でも発言したのだが、環の公共事業ガイドラインが形式的になってしまっていると感じている。地域の将来像と事業をあわせるように考えるプロセスが重要なので、現場に指導して欲しい。
(委員)これから事業を進めるプロセスに応じて説明してもらいたい。
[京都府]地元市町が景観行政を担当しているので、今後詳細設計などを進める上で、地元の意見を反映できるよう調整を図ってやっていきたい。
(委員)府庁東門前新町通の自転車レーンのように、全然周辺景観とマッチしないようなことにならないよう、十分配慮願いたい。
(委員)京都府から代替案を3案出されているが、これについては何か意見はないか?
[京都府](各委員、特に意見なし。)
(委員)景観への配慮については、色々と意見が出ていたので、事業実施に際しては十分配慮されたい。

主要地方道八幡木津線(都市計画道路山手幹線)社会資本整備総合交付金事業

(委員)交通量調査が平成22年時点と古いように思う。平成25年にも実施しているようだが、時点修正は行わないのか。また逆に、将来交通量推計は平成42年と完成予定年度(平成29年度)と比べてずいぶん乖離があるがなぜか。
[京都府]交通量調査は毎年実施しているわけではなく、平成22年の全国調査が最新の調査となっている。平成25年の調査は定時調査ではなく、個別箇所の交通量を計測するために、臨時に実施したものである。また、将来交通量推計については、全国的に、調査時の概ね20年後を基準年として交通量を予測することが一般的であるため、京都府においても平成42年の交通量推計を用いている。
(委員)埋蔵文化財調査を実施していると思うが、その後、工事中になにか出土したような事例はあるか。
[京都府]埋蔵文化財調査については、教育委員会と調整を行い、工事着手前に調査を実施し、その結果を確認したのちに工事着手することとしている。工事実施中に新たなものが確認されたという事例はない。

お問い合わせ

建設交通部指導検査課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5183

shido@pref.kyoto.lg.jp