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琵琶湖は日本最大の湖であり、流域府県の生活と産業活動を支える基盤として、大きな役割を果たしています。
この大切な琵琶湖の水環境を保全するため、滋賀県及び京都府は昭和61年度から、湖沼水質保全特別措置法に基づいて、湖沼水質保全計画を策定し、総合的な水質保全施策を実施してきました。
現在、琵琶湖の水質保全対策を推進するため、自然的・社会的諸条件やこれまでの成果を踏まえて、第8期5箇年計画の策定作業を進めております。(参考:第7期計画)
計画案では、令和7年度における琵琶湖の水質目標と、琵琶湖へ流入する汚濁負荷を減らすための対策を定めており、計画案の概要については以下のとおりです。
(1)計画期間
令和3年度から7年度まで(5年間)
(2)京都府域の対象地域(琵琶湖の集水域)
地域:京都市左京区の一部(大原百井町・大見町・尾越町及び久多)
面積:57㎢(琵琶湖の全集水域(3,174㎢)の1.8%)
人口:約120人(琵琶湖の全集水域(約133万人)の0.01%)
(3)計画期間内に達成すべき水質目標値(mg/L)
項目 |
現状 (令和2年度) |
第8期目標(令和7年度) |
環境基準 |
|||
対策を講じない場合 |
対策を講じた場合 |
|||||
化学的 酸素要求量 (COD) |
75%値 |
北湖 南湖 |
2.8 5.3 |
2.8 4.5 |
2.8 4.5 |
1 1 |
(参考)年平均値 |
北湖 南湖 |
2.5 3.5 |
2.5 3.2 |
2.5 3.2 |
- - |
|
全窒素 |
年平均値 |
北湖 南湖 |
0.20 0.24 |
0.20 0.25 |
0.20 0.24 |
0.2 0.2 |
全りん |
年平均値 |
南湖 |
0.015 |
0.018 |
0.015 |
0.01 |
(4)京都府域の主な対策
生活排水対策(浄化槽の適正な設置及び管理)
農業地域対策(営農の実情に即した化学農薬及び化学肥料の施用量の低減)
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