丹後広域振興局

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平成28年 4月と5月の活動

4月と5月の普及活動

丹後管内で拡がる業務用キャベツの新たな部会を設立!(3/25)

★業務用キャベツの生産者を中心に「JA京都丹後加工契約野菜部会」の設立総会が行われ、規約の制定、役員の選定、事業計画などの案件が承認され、新たな部会が設立されました。部会設立後、普及センターから、27年度に行った多収生産に向けた調査研究活動の成果を報告しました。

★部会長はあいさつの中で「国営開発畑の新たな担い手が増える中、業務用キャベツの安定生産は経営の維持発展にとって重要、今後生産者一人一人が力を合わせ信頼される産地を築いていこう」と意気込みが述べられました。普及センターでは産地づくりに向け、技術支援を積極的に行っていきます。

 きゃべつ1

 きゃべつ2

初代部会長のあいさつ 

普及センターから調査研究結果を報告 

 

丹後果樹研究同志会 現地研修会を開催!(4/1)

★生産者はこれからの作業計画を立てるために、丹後農業研究所からナシの開花予想、普及センターから今後の栽培管理や病害虫予察情報について講習を受けました。平年より開花が6日早まる予想が、研究所から報告されました。

★本年は、生育が平年より早く進んでいるため、生産者は人工交配に向けて、作業を急ピッチで進めています。普及センターでは今後も気象変動に的確に対応した指導を行い、高品質なナシの生産を支援していきます。

果樹1 

 

開花予想の説明を聞く生産者 

 

 

祝・京の輝きの品質・収量確保を目指して栽培講習会を開催(4/12)

★「祝」「京の輝き」の平成27年度の栽培概要結果や共励会の結果を報告するとともに、結果を踏まえた平成28年度の収量・品質確保に向けてのポイントを説明しました。

★特に「京の輝き」は昨年度初めて栽培した生産者が多く、平成27年度の経験を踏まえ、適正な肥料の量、適正な株間、カメムシ防除はコシヒカリと同じ時期で良いのか、等の質問が寄せられ、基本事項の確認を行いました。普及センターでは平成28年度産の栽培開始に当たり、技術情報や講習会を通じて、収量と品質を確保できる栽培技術の浸透を図り、産地育成を支援していきます。

 米1

 米2

昨年の気象概要と栽培概要の説明

共励会の結果を報告

タスクチーム活動としての九条ネギの夏季安定生産対策(4/28)

★九条ねぎは、夏季の倒伏や葉先焼け、分げつの発生などにより、生産が安定しないことが問題となっているため、農林センター丹後特産部とタスクチーム活動に取り組んでいます。昨年度の結果から、有望品種(夏あんじょう)について、現地導入実証ハウスの定植作業が行われました。普及センターでは、育苗管理と定植作業において、比較する品種と混同しないように、農家の支援を行いました。
★伊根町の農家は、夏季の倒伏や葉先焼けの対応に特に苦慮しているため、このタスクチーム活動に期待を寄せています。普及センターでは、実証ハウスの栽培支援とともに、丹後地域特産物育成協議会などと連携し、多くの農業者に実証ハウスの生育を見てもらい、農業者が納得した品種・技術導入に向けた支援を行い、地域農業を支えていきます。

 ネギ1

 ネギ2

夏あんじょうの
育苗箱の様子

 定植後の様子

 

リンドウの産地化に向けて定植講習会を開催!(5/6)

★参加者からは植付方法や病害虫防除について質問が出され、栽培経験者が植付作業に使う農具を紹介する等、活発に意見交換が行われました。定植1年目は株を養成し、切り花として市場出荷されるのは来年度からになります。

★ 普及センターでは、コギクやケイトウ等、他の花きと組み合わせたリンドウ栽培の確立を支援し、地域農業の振興につなげていきます。

りんどう1 

 りんどう2

 栽培暦に基づき1年目の管理を説明

2年目、3年目の株の状況を確認 

お問い合わせ

丹後広域振興局農林商工部 丹後農業改良普及センター

京丹後市峰山町丹波855

ファックス:0772-62-5894

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