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第1回乙訓地域医療構想調整会議の概要
開催日時
平成27年10月15日(木)15時~17時15分
開催場所
京都府乙訓保健所 2階講堂
出席委員
別添出席者名簿のとおり
審議の概要
議事
1 地域医療構想調整会議の概要について
- 事務局から資料1により説明
- 設置要綱第4条の規定に基づき、互選により、京都府乙訓保健所の三沢所長が議長に選出された。
2 地域医療構想について
主な発言
- 二次医療圏は、京都・乙訓医療圏であるが、病床数に関しては乙訓のみで考えるのか。
- 乙訓地域の人口は京都・乙訓医療圏の1/10。南丹医療圏とほぼ同じ規模。大きなデータの中に1/10のデータが入ってしまうとわからなくなってしまう。
- それぞれの病院がどのような役割を担うべきか検討するための基礎データを提示していただき、大学病院も含めて、この地域でどう連携していくのか検討していくのがこの会議の役割と考える。
3 乙訓地域の医療等の状況について
主な発言
【 乙訓地域の医療等の状況について 】
- 国民健康保険等の高齢者と協会けんぽの働き盛りの年齢層で受療動向が違うことに驚きを感じた。国民健康保険と協会けんぽでは年齢構成の違いがあり、疾病別の乖離はあったとしても、全疾病での乖離はいかがなものかと思う。母数が小さいとちょっとした数字がデータに影響するので、病床を検討するにあたっては、信憑性の高いデータが必要だ。
- 今回乙訓地域では回復期、慢性期の病床が少ないことがわかったので、それを念頭に置いて他の病院と一緒に役割分担を考えていければと考える。
【 将来の在宅医療サービスの整備について 】
- 在宅療養の推進は地域包括ケアシステムなしでは考えられない。弱者を慢性期病床から追い出すのではなく、地域で迎え入れる体制づくりを検討していくべきだ。
- 効率化を考えた医療の提供を考える時期になってきた。無駄な延命や、苦しい時間を短くするための取組として、リヴィングウィル等についても啓発が必要だ。
【 乙訓地域の今後の医療提供体制について 】
- 患者も身近なところで医療を受けたいと思っているので、できる医療は地域で提供していきたい。
- 各病院が特色を持って地域の中で活動している。全てを乙訓地域で完結するのは難しいと思うが、高齢者だけは乙訓地域で完結できるよう考えていただきたい。
- 一つの病院で全ての疾患を網羅するのは難しいが、地域のそれぞれの病院の特色を活かしていければと考える。
- 乙訓地域には精神科病院が2病院あり、精神科病院同士の連携は大切にしたい。身体疾患の合併症もあるので、一般病院とのスムーズな連携を今後も行っていきたい。
配付資料