山城広域振興局
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詳細は宇治市役所までお問い合わせ下さい。
(宇治市役所農林茶業課0774-22-3141)
源氏物語で有名な宇治川に架かる宇治橋から3kmほど上流にある、天ヶ瀬ダムとダム湖(通称鳳凰湖)周辺に広がる森林区域は、琵琶湖国定公園特別地区や風致地区に指定され、自然環境や景観に優れた保健休養のための森林として、また森林整備活動をするボランティア団体の活動拠点、あるいは学校教育の体験の森としての整備が進められています。
天ヶ瀬森林公園は、この森林区域内にあり、京都府が昭和60年度から62年度の間、生活環境保全林整備事業によって、治山ダム等の防災施設の設置や森林整備及び歩道開設等を行った後、宇治市が昭和63年度から森林公園として管理しているものです。その後、宇治市が作業小屋や展望施設等を設置し、現在の充実した森林公園になりました。
公園内には、管理の行き届いた林間広場や展望台、野鳥観察小屋、休憩所、トイレ等が設置され、さらに各施設を結ぶ林道や歩道が多数整備されています。
公園内は豊かな自然環境に恵まれ、春はサクラやツツジ等の花やウグイス、ホトトギス等の野鳥の鳴き声、夏はサルスベリの花、秋はモミジやカツラの見事な紅葉、冬は積雪があれば鹿、狐、兎等の足跡を見ることができるなど、四季を通じて自然観察が楽しめます。
また、公園内の歩道は、ハイキングコースとしても適しており、目的や体力に合わせて、ファミリーコース、森林体験コース、健脚コースの各モデルコースが設定され、多くの利用があります。
公園への入場や利用については無料ですが、ゴミの持ち帰り、火の使用の禁止、歩行禁煙、動植物採取の禁止のルールを守って利用してください。
森林公園への所用時間は、徒歩で宇治橋から天ヶ瀬ダムを渡るコースで4km、約1時間ほどです。車の場合は、宇治橋から公園入口まで宇治川沿いに進むコースで約15分ですが、車では公園内に進入できないのでご注意ください。
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