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更新日:2024年1月29日

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レッドデータブック勉強会「標本が語る京の水辺の原風景」を開催しました!

きょうと生物多様性センターでは、京都の伝統・文化や暮らしを支えてきた「京都の自然の恵み」を守り、次世代につないでいくため、様々な取組を展開しています。
1月28日、府内に生息・生育する野生生物の現状を学ぶため、「自然環境保全京都府ネットワーク」と連携し、「レッドデータブック勉強会『標本が語る京の水辺の原風景』」を開催しました。
当日は、約40名の参加者があり、京都大学淡水生物研究会の皆さんをはじめ、中学生から大学生、社会人に至るまで幅広い方々にご参加いただくことができました。
また、講演後には、セミナー会場である京都市青少年科学センター職員の方から、青少年科学センターが所蔵する貴重な標本類の状況や、新常設展示『京都府レッドデータブックの生物標本展 ~「絶滅した」・「絶滅のおそれのある」生き物たち~』の解説をいただきました。
参加された方たちは、メモを取るなど非常に高い関心をもって講演を聞いておられ、また、標本展示コーナーでは、失われた「巨椋池」の名を冠する水生植物「オグラノフサモ」をはじめとする標本の状況について、職員の方に熱心に質問されている姿を伺うことができました。

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【※京都府レッドデータブックとは・・・】
 絶滅のおそれのある野生生物の現状を取りまとめた資料集で、野生生物の保護に取り組むための大切な資料となるものです。京都府では、絶滅のおそれのある野生生物だけでなく、保護を要する地形・地質や自然現象、学術上重要な自然生態系なども対象にして「京都府レッドデータブック」を発刊しています。
 京都府レッドデータブック情報/京都府ホームページ (pref.kyoto.jp)
 

【日時】令和6年1月28日(日曜日) 13時00分~16時20分
【場所】京都市青少年科学センター 展示場2階多目的室(〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13番地)
 http://www.edu.city.kyoto.jp/science/access/index.html
【料金】無料(※ただし、会場である京都市青少年科学センターへの入場料520円が必要)

レッド勉強会表紙標本例

【内容】
 12時30分- 受付開始
 13時00分-13時05分 開会挨拶  自然環境保全京都府ネットワーク会長 竹門 康弘
 13時05分-14時40分 講演『淡水魚類:標本が語る京の水辺の原風景』
 細谷 和海氏(近畿大学名誉教授、京都府レッドデータブック淡水魚類分科会総括、きょうと生物多様性センター副会長)
 14時40分-14時50分 質疑応答
 14時50分-15時00分 休憩
 15時00分-15時30分 京都市青少年科学センターの職員による『京都府レッドデータブックの生物標本展 ~「絶滅した」・
 「絶滅のおそれのある」生き物たち~』の見学・説明
 15時30分-16時15分 参加者同士の意見交換(※『河川の保全活動』などのテーマ意で見交換)
 16時15分-   閉会挨拶 
【主催】自然環境保全京都府ネットワーク
 (問合せ:京都府 自然環境保全課 電話番号075-414-4706、メールshizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp)
【共催】きょうと生物多様性センター

レッドデータブック勉強会「標本が語る京の水辺の原風景(仮題)」ちらし(PDF:169KB)

お問い合わせ

きょうと生物多様性センター

京都市左京区下鴨半木町(京都府立植物園 植物園会館内)

contact@kyotobdc.jp