きょうと生物多様性センター > お知らせ一覧 > 12月10日 シンポジウム[生物多様性からみる京都学『京都の自然はオモシロイ』」を開催しました!

更新日:2023年12月11日

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きょうと生物多様性センター・京都府立大学新自然史科学創生センター合同シンポジウム

シンポジウム「生物多様性からみる京都学 その1 『京都の自然はオモシロイ!』」を開催しました!

きょうと生物多様性センターでは、京都の伝統・文化や暮らしを支えてきた「京都の自然の恵み」を守り、次世代につないでいくため、様々な取組を展開しています。

12月10日(日曜)に、「府立京都学・歴彩館」において、きょうと生物多様性センターが取り組んでいる生物多様性情報の集積や利活用のためのデータベース構築、地図化から見えてきた「京都の自然」の面白さについて、知り、学び、共有するシンポジウムを開催しました。

当日は、リアル会場で約160名、オンラインで約40名、合わせて約200名の府民の皆さまにご参加いただきました。
各分野ごとの著名な専門家の先生方から、京都の地質や地形、空間と生きものの関わりについてご講演いただき、参加された方からは、他の分類群へのデータベース拡張を期待する意見や、都市部での生きもの調査を望む声を聞くことができました。

当シンポジウムをキックオフとして、次年度以降も、データベースの重要性や京都の生きものの多様性を学ぶシンポジウムを継続して開催していまいりたいと考えております。

センター長の挨拶シンポのようす(光田先生)パネルデスカッション

 

シンポジウム「京都の自然はオモシロイ!」(PDF:2,401KB)

チラシイメージ

開催概要

日時

令和5年12月10日(日曜日)10時00分~16時15分

場所及びオンライン配信

場所

京都府立京都学・歴彩館大ホール(〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町1-29)

オンライン

Zoomウェビナーによる配信(配信を希望された方に視聴用URLを送付します。)

内容

開会挨拶 

佐藤 雅彦 京都府立大学新自然史科学創生センター センター長

湯本貴和 きょうと生物多様性センター長 

 

講演等の内容

 
時 間 タイトル 講演者

10時10分-

10時25分

【趣旨説明】

様々な生物群のデータベース構築で見えてきたこと

中嶋 智子 氏

(きょうと生物多様性センター)

(京都府立大学大学院生命環境科学研究科)

10時30分-

12時00分

【話題提供】

京都府における巨木の森:アカガシ林とスギ天然林

高原 光 氏

(京都府立大学名誉教授)

(京都府立大学新自然史科学創生センター)

【話題提供】

京都の淡水魚類分布と新たな分布地発見の可能性

細谷 和海 氏

(近畿大学名誉教授)

(きょうと生物多様性センター運営協議会副会長)

【話題提供】

京都府の地質と植物分布の関連を探る

光田 重幸 氏

(きょうと生物多様性センター アドバイザー)

 

質疑応答・休憩

13時20分-

14時05分

【基調講演】

京都における自然資本と生物相のリンケージ

中尾 淳 氏

(京都府立大学新自然史科学創生センター)

(京都府立大学大学院生命環境科学研究科)

(京都府立植物園)

14時10分-

15時10分

【事例報告】

個別の希少種保全をすすめながら空間保全への途をさぐる

西野 護 氏

(雲ケ畑・足谷 人と自然の会)

【事例報告】

「大阪市域生き物調査」:都市だからこそ、人と環境を

みつめて-網羅的継続的な実態把握とデータ蓄積

桝元 慶子 氏

(大阪公立大学)

(大阪市エコボランティア)

15時15分-

16時15分

意見交換・自由討論

 

閉会挨拶

中尾 史郎 京都府立大学新自然史科学創生センター・京都府立大学大学院生命環境科学研究科

申込方法等 ※事前申込終了、会場参加は可能です

事前申し込みは、締め切りました。なお、会場参加については余裕がございますので、事前申し込みなしでも参加いただけます。是非お越しください。

 

受付期間

令和5年11月1日(水曜日)~令和5年11月30日(木曜日) ※終了しました

定員

会場400名、オンライン100名(先着順)

 会場参加者が定員に達しないときは当日受付を行う予定です。その場合はセンターのホームページ等でお知らせします。

参加費

無料

主催

京都府立大学新自然史科学創生センター、きょうと生物多様性センター運営協議会

共催

京都府、京都市

 

お問い合わせ

きょうと生物多様性センター

京都市左京区下鴨半木町(京都府立植物園 植物園会館内)

contact@kyotobdc.jp