きょうと生物多様性センター > お知らせ一覧 > 8月21日「京都府の生きものマップによる新・自然史科学の可能性~山林から海浜まで~」を実施しました。
更新日:2023年8月23日
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当日は、平日の非常に暑い日にも関わらず、48名の方に参加いただきました。今回のセミナーは、生物地理・地史に関わるトピックと生物の分布情報から分布要因を探究する事例を通して、京都の生物調査への市民参加・市民科学の可能性を探る目的で、
1 趣旨説明「生物多様性保全と市民科学」
新自然史科学創生センター 中尾 史郎
2 ドローンとレーザ測量を用いた海岸砂丘植生の分布要因の把握」
京都府立大学大学院生命環境科学研究科 中田 康隆
3 「市民参加型の昆虫調査の意義とその方法~フキバッタを使った調査を例に」
鳥取県立博物館・山陰ジオパーク学術部会 川上 靖
の構成で実施しました。近畿一円の種分布・近縁種の干渉や生息域・進化の違いを生物多様性保全活動にどのように活用・反映していけるのか、を視野に講演をしていただきました。
参加いただいた方々からは、多くの人に身の回りの自然やいきものへの気付き・関心を高める方法や長年のアマチュア専門家の活動成果の利活用法、京都の自然についてもっと知りたいなど、様々な感想やご意見をいただきました。
今後、講師の先生方から提供いただいた当日の講演資料や要旨はHP上での公開を予定しています。
(セミナーのようす) (川上先生の講演の一部)
開催チラシ(PDF:1,235KB)をご覧ください。
令和5年8月21日(月曜日) 14時00分~16時30分(開場13時30分)
京都府立大学 稲盛記念会館106室
1.趣旨説明「生物多様性保全と市民科学」
新自然史科学創生センター 中尾 史郎
2.「ドローンとレーザ測量を用いた海岸砂丘植生の分布要因の把握」
京都府立大学大学院生命環境科学研究科 中田 康隆
3.「市民参加型の昆虫調査の意義とその方法~フキバッタを使った調査を例に」
鳥取県立博物館・山陰ジオパーク学術部会 川上 靖
参加される方の「お名前」、「メールアドレス」、「電話番号」を記載の上、京都府立大学新自然史科学創生センター(nakao@kpu.ac.jp)か、きょうと生物多様性センター(contact@kyotobdc.jp)まで、メールでお申込みください。
主催:京都府立大学新自然史科学創生センター
■共催:きょうと生物多様性センター
■後援:京都府(予定)
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