きょうと生物多様性センター > お知らせ一覧 > 2月3日 令和5年度 第1回 若手のための生物多様性保全研修会(河川保全を知る1. 竹蛇籠と河川保全)」を実施しました!

更新日:2024年2月5日

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 「令和5年度 第1回 若手のための生物多様性保全研修会(河川保全を知る1. 竹蛇籠と河川保全)」を開催しました!

きょうと生物多様性センターでは、生物多様性保全に係る若手人材の育成のため、若年層を対象とした、生物多様性とその保全活動について学習・体験する研修会を実施しました。

2月3日に開催した、令和5年度の第1回目「若手のための生物多様性保全研修会」では、「河川保全を知る1. 竹蛇籠と河川保全」をテーマとし、過去に設置した、土砂流出などを防止するための伝統的な河川工法「聖牛(せいぎゅう)」の状況を実地で確認しながら、その意義について学びました。

自然環境保全京都府ネットワークの竹門康弘代表から、聖牛には「川の流れを緩和し、沈殿する土砂で堤防を補強する効果がある」などの解説をいただきながら、その設置効果などを学ぶことができました。

参加した学生の皆さんからは、農村地域での古い治水工法を学ぶことができたという声や、過去の聖牛の設置によってワンドの形成や土砂の堆積効果を間近に実感することができたなどの声を聞くことができました。

第2回目からの参加や第3回目だけの参加も可能ですので、是非、この機会にご参加ください。

<第2回 河川保全を知る2. 竹蛇籠の設置>
日時:令和6年2月17日(土曜日)9時40分〜14時00分
時間:JR玉水駅(西側ロータリー付近)※駅から歩いて木津川に向かいます。
内容:竹蛇篭に石を詰め、現地に設置する作業を行います。(中聖牛を作る)
場所:竹蛇篭を設置する場所(木津川の玉水橋上流)

<第3回 森林保全を知る 大原野森林公園保全活動>
日程:令和6年3月2日(土曜日)(予備日:令和6年3月3日(日曜日))
時間:JR亀岡駅9時集合、亀岡駅16時解散予定
内容:防獣網簡易設置作業実習、草刈リ・落ち葉かきなどを通した希少植物の保全
場所:大原野森林公園(https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000082737.html(外部リンク)

 詳しくはこちら。

 

竹蛇篭の上に座って聴講講義のようす現地へ移動のようす聖牛の設置状況生き物調査のようす生き物調査のつづきまとめのようす研修後の集合写真

第1回 河川保全を知る1. 竹蛇籠と河川保全

・日時:令和6年2月3日(土曜日)9時40分〜13時00分
・集合場所:JR玉水駅(西側ロータリー付近)※駅から歩いて木津川に向かいます。
・内容:竹蛇篭が設置されている場所を確認しながら、竹蛇篭の設置によりどのような河川環境が創出されるか学びます。
・やましろ里山の会の協力により、竹蛇篭の模型製作体験を行います。
・場所:竹蛇篭設置場所見学(玉水橋上流)、竹蛇篭を製作体験(場所未定)

(参考)竹蛇篭と中聖牛(やましろ里山の会HP)
 yamashiro.npo-jp.net/sub-html/2022tyuseigyu/takejakago-tyuuseigyu.html(外部リンク)

 

お問い合わせ

きょうと生物多様性センター

京都市左京区下鴨半木町(京都府立植物園 植物園会館内)

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