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緑茶カテキン類

緑茶には約10から14パーセントのカテキン類が含まれています。
主なカテキン類は、(-)-エピカテキン(-EC)、(-)-エピカテキンガレート(-ECg)、(-)-エピガロカテキン(-EGC)、(-)-エピガロカテキンガレート(-EGCg)です(図「主なカテキンの構造」参照)。
特に(-)-エピガロカテキンガレート(-EGCg)の含有量が多く、カテキン類の約50から60パーセントを占めています。

図 主なカテキンの構造

(-)-エピカテキン

エピカテキンの構造図

(-)-エピガロカテキン

エピガロカテキンの構造図

(-)-エピカテキンガレート

エピカテキンガレートの構造図

(-)-エピガロカテキンガレート

エピガロカテキンガレートの構造図

カテキン類には次の機能性があるといわれています

  • 抗ガン作用
  • 抗酸化作用
  • 血圧上昇抑制作用
  • 血糖上昇抑制作用
  • 体脂肪蓄積抑制作用
  • 抗菌作用
  • 虫歯予防作用
  • 抗ウィルス作用
  • 消臭作用
  • 抗アレルギー作用

など

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