更新日:2026年4月17日

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畜産人材育成研修の風景

座学

◯営農知識の習得

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畜産センターでの講義

京都府職員を中心に飼養管理だけでなく、家畜衛生など畜産の専門知識を学んでいます。

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農業者による講義

先輩農業者から営農ビジョンや販売力強化になど、経営について学んでいます。

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農業大学校での講義

農政に関する幅広い知識を農業大学校の講義を受けて学んでいます。

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牛の精子の観察

顕微鏡を用いて精子の活力や生存率を確認します。乳牛では凍結保存された精液を人工的に雌牛の体内に注入するのが一般的で、現在では、雌牛が生まれる可能性が高い精液なども利用されています。

 

実習

◯飼養管理技術の研修

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除糞

牛は1日に50kgの糞をします。牛の健康状態は糞にも現われるため、状態を確認後に除糞します。除糞し床を清潔に保つことで生乳の品質維持に繋げます。

 

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えさやり

家畜として最大限に乳を生産するために、乳牛の主食となる粗飼料と主菜となる濃厚飼料をバランス良く給与しています。給与時には、食いつきや摂取量を見て、健康状態を確認することを学びます。

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搾乳

乳牛は毎日搾乳しないと体調を崩すため、一般的に朝と夕方の1日2回搾乳を行います。研修生は、前搾り(乳頭を刺激するとともに、乳頭の入口にいる菌を排出する)→4つの乳頭を清潔にする→搾乳専用の機械を装着、という順番で搾乳を開始します。1日50kg以上の乳を出す牛もいます。

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毛刈り

乳牛は暑さに弱い動物です。体の熱は体表面から放散されるため、毛を刈ることは夏バテ予防に繋がります。研修生は夏前に毛刈りの技術を学びます。

その他にも、子牛の哺乳や分娩の立ち合いなどを行います。

 

◯実践的な研修

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良質な堆肥づくり

家畜ふんは、窒素、リン、カリウム、マグネシウムといった多量要素だけでなく、微量要素も含まれているため、地力を向上させる肥料です。そこで、良質な堆肥づくりの基本について、水分調整や切り返しに重要性について学びます。

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自給飼料の生産

畜産経営の最大の生産コストは飼料費です。そこで、可能な限り経営に自給飼料生産を取り入れるため、耕起・施肥、播種、圃場管理、収穫・調製(ラップサイレージ等)の各作業について、当センターでの飼料生産栽培作業の中で学びます。

◯資格の取得

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人工授精師講習(解剖学)

人工授精は牛の直腸内に入れた手の感覚を頼りに行います。実際の生殖器を肉眼で確認することで構造や機能を理解し、体内での操作をイメージしやすくします。

人工授精師講習(直腸検査)

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直腸検査は牛の肛門から手を入れて、直腸ごしに子宮の状態を触診します。これによって卵巣の状態や妊娠しているかどうかを確認することができます。

◯農家研修

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農家への視察研修

府内、府外の農家を視察し、今後の経営方針の選択肢を増やします。

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枝肉市場の見学

安全・安心な食肉の安定供給、公正な価格形成、衛生管理の徹底、流通の効率化などについて理解を深めます。

お問い合わせ

農林水産部京都府農林水産技術センター 畜産センター

綾部市位田町桧前

ファックス:0773-48-0722

ngc-chikusan@pref.kyoto.lg.jp