中丹広域振興局

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新産業創出イノベーション交流会 取組実績

中丹地域振興計画で掲げた「高等教育機関と地元企業の交流による新産業創出」を進める取組として、北部地域における産学公連携の拠点である「北部産業創造センター」を主会場として開催しています。

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令和4年度第1回交流会 令和3年度第1回交流会 令和2年度第1回交流会

 令和4年度 第1回交流会を開催!(令和4年7月12日)

今回は、倒産寸前の企業をオーダースーツチェーン店舗数日本一にまで成長させた株式会社オーダースーツSADAの佐田社長と、コロナ危機を乗り越え新たに舞鶴赤れんがパーク事業を展開する株式会社ウッディーハウスの志摩社長のイノベーションを学ぶとともに、登壇者を交えた参加者同士の交流を行いました。
参加者の皆様からは「仕事上でのヒントを得ることができた」や「組織づくりの重要性がわかった」「コロナ禍であっても売上を伸ばしてきた理由がわかった」等のお声をいただいております。
第2回交流会も現在企画中ですので、たくさんのご参加をお待ちしております!

概要

  • 日時:令和4年7月12日(火曜)14時00分~16時30分
  • 場所:あやべ・日東精工アリーナ及びZoomを使ったWEB会場
  • 参加者数:38名(会場・WEB合計)
  • コーディネーター:近畿職業能力開発大学校京都校 加畑 満久 氏
  • プログラム
    1.イノベーション創出事例紹介
    「迷ったら茨の道を行け~企業再生の修羅場で学んだこと~」
     株式会社オーダースーツSADA 代表取締役社長 佐田 展隆 氏
    「ピンチはチャンス、赤れんがパーク事業へチャレンジ」
     株式会社ウッディーハウス 代表取締役社長 志摩 幹一郎 氏
    2.交流タイム
    登壇者を交えて、参加者同士が自社PR、情報交換、名刺交換

登壇者

株式会社オーダースーツSADA 代表取締役社長 佐田 展隆 氏

<佐田氏プロフィール>

佐田社長写真1

一橋大学経済学部卒。高校までサッカー部、大学時代はノルディック複合選手という体育会系。
大学卒業後、東レ株式会社を経て、2003年株式会社佐田に入社。破綻寸前の会社を黒字化するも再生ファンドに譲渡し退社。その後のリーマンショックで会社の引き受け手が居なくなり、2011年会社の再々生のため株式会社佐田に戻り、オーダースーツの工場直販事業強化を柱に企業改革を進め、3期連続増収増益を達成し会社業績を安定化。以後も売上の拡大を継続。現在では自社をオーダースーツチェーン店舗数日本一に成長させる。

自社オーダースーツPRの為、自社スーツを纏い、スキージャンプを飛ぶ、富士山頂から山スキーを滑る、東京マラソンを走る等のチャレンジを行い、動画をYouTubeにアップしている。

オーダースーツSADA HP:https://www.ordersuit.info/(外部リンク)

株式会社ウッディーハウス 代表取締役社長 志摩 幹一郎 氏

<志摩氏プロフィール>

志摩社長写真

大学卒業後、株式会社西武百貨店へ就職し、7年間勤務後、1999年に舞鶴へ戻り独立する。「地方にも本物を」を合言葉にアウトドアファッションを中心にスタート。徐々に品揃えを増やしつつレディース/キッズとファミリーで楽しめる店舗へと進化する。ネット事業を2008年に立上げ、その後多店舗化にも着手しネットとリアル店舗の融合経営を推進する。現在店舗は京阪神地区を中心に11店舗。舞鶴という地方にありながら、海外への販売にも強みを持ち日本生産にこだわったオリジナルブランドも立上げ売上を伸ばす。

さらに新規事業部を2017年に立ち上げ赤れんがパークでのイベント等で地域活性化への取組もスタートし、2022年同パークのP-PFI事業に選定される。

ウッディーハウスHP:https://woody-h.com/index.html(外部リンク)

交流会レポート

開会

現地とWEBで計38名の皆様にご参加いただき、開演することができました。

迷ったら茨の道を行け~企業再生の修羅場で学んだこと~

株式会社オーダースーツSADAの佐田社長にご講演いただきました。
中小企業の多くが抱える「知名度・信用度」といった課題を同社が向上させてきた具体的な方法とともに、企業の成長に必要なマインドとして次の5つのことを強くお話しいただきました。

おもてなしの心(利他の心)

相手のあるべき姿を考え、その実現のために全力を尽くす。お客様に対してはもちろん、同僚、友人、家族、ひいては自分に対しても「おもてなしの心」をもって接する。

自責の思考

他人、過去、環境等、自分がコントロールできないことは前提条件と考え、その前提条件のうえで全力を尽くす。他責の考えは行動を抑制し、成果から遠ざかる忌むべき思考法である。

チャレンジ・スピリット

常に環境が変化する以上、現状にしがみついていては、時代に取り残される。今の自分を否定する勇気をもち、失敗や一時的なパフォーマンスの低下を恐れず、常に新しいことに取り組む。

ポジティブ・シンキング

悲観的な考え方は、人の思考・行動のパフォーマンスを低下させる。最悪の事態を直視する勇気は必要だが、その中でも強い意志の力で、楽観的な解釈ができるように自らを鍛える。悲観は気分に、楽観は意志に属する。

執着心

できそうかを考えるのではなく、すべきことには成し遂げると決めてことに当たる。できないのではという不安や恐怖を抑え込む。また一度や二度の失敗では諦めない強靭な精神力をもつ。執着心なきものは困難から考え、あるものは可能性から考える。可能性から考える習慣を身につける。

特に、出足の速さ(思い立ったが吉日)、手数の多さ(質より量)、そして高速でPDCAを回すことの重要性をポイントとしてあげていただきました。
“今日できることは明日に伸ばさずに、量をこなすとともに、PDCAを忘れない。そうすることで後から質も付いてくる。”

佐田社長のお話を伺い、めまぐるしく技術が進化し、流行が変わる今の時代を成長し生き抜くために、まさに求められていることではないかと考えるきっかけとなりました。

ピンチはチャンス、赤れんがパーク事業へチャレンジ

株式会社ウッディーハウスの志摩社長にご講演いただきました。
同社は設立23年目の舞鶴市に本社を置くアパレル会社です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、アパレル大手も売上を落とした中、危機を乗り越えて成長を続けてこられたポイントをお話しいただきました。

全スタッフと危機を共有し、スタッフに対して数字もオープンにした中で的確な提案と実行を促し全スタッフで取り組む

これにより、いまできることの提案が各部署から湧き上がってくる。
実際に、当時それほど普及していなかったSNSを使用した現場での情報発信やLIVE配信はこうして生まれ、ネット事業への送客にも効果を発揮

“大切なことは「できるだけ提案を否定せず、一度実行させてみること」”
実行したことで次々とスタッフから提案があがるようになり、全スタッフで取り組む組織風土が生まれています。

 

そして、同社は舞鶴赤れんがパークのPark-PFI事業の管理運営事業者に認定され、地域活性化の取組も進められています。

きっかけは舞鶴赤れんがパークを会場に2016年からスタートされた舞鶴を元気にするイベント「WOODY HOUSE FESTA(外部リンク)
では、なぜ企業が地域活性化に取り組むのか、その理由を教えていただきました。

  • 大学生の新卒採用とIターン・Uターンで優秀な人材の引きが強くなり、採用で大きなメリットを実感できる。
  • 社会全体として、持続可能な地域づくり(SDGs)の取組が必要になってきている。
  • 会社のブランディングと同時に働いている社員が誇りを持てる。その会社で働きたいと思える大きな動機になりえる。

志摩社長のお話を伺い、地域活性化を目指した取組が若い世代の流入や定着に繋がるきっかけとなっていることを実感しました。

 

そして最後に、志摩社長からいただいたメッセージを紹介します。

会社で一番重要となることは、“人と組織づくり~採用・教育・方向性~”

交流タイム

登壇者のお二人を交えて、参加者の皆様と車座で自社PRや情報交換等を行いました。
新しい繋がりをつくるために必要なこと等を登壇者にも意見をいただきながら交流することができました。

展示スペース

ちりめん工房 糸武(与謝野町)、有限会社三葉商事(舞鶴市)、舞鶴電脳工作室合同会社(舞鶴市)の3社に自社製品等を展示いただきました。

 

 

 令和3年度 第1回交流会を開催!(令和3年7月20日)

今回は、レコード針の生産で世界トップシェアを誇る世界の“ナガオカ”のイノベーションを学ぶとともに、近畿職業能力開発大学校京都校から参加企業に対する農業分野の事業化提案や、参加者の交流を行いました。
参加者の皆様からは「コア技術の活用に対する発想・アイデアを聞くことができた」や「実際にイノベーションに成功した企業の話をきくことができてよかった」「実際に交流もでき大変有意義な時間でした」等のお声をいただいております。
次回以降もたくさんのご参加をお待ちしております!

概要

  • 日時:令和3年7月20日(火曜)14時00分~16時30分
  • 場所:北部産業創造センター及びZoomを使ったWEB会場
  • 参加者数:42名(会場・WEB合計)
  • コーディネーター:京都府よろず支援拠点 古谷 武徳 氏(中小企業診断士)
  • プログラム
    1.イノベーション創出事例紹介
    「レコード針の世界ナンバーワンが挑み続けるイノベーション」

    株式会社ナガオカ 代表取締役社長 長岡 香江 氏
    2.教育研究機関からの事業化提案
    「WEBを使用した田んぼの水位自動管理システム等の開発」

    近畿職業能力開発大学校京都校 特任能開教授 加畑 満久 氏
    3.交流タイム(自己(事業)紹介、名刺交換等)

登壇者

  • 株式会社ナガオカ 代表取締役社長 長岡 香江 氏

    慶應義塾大学・同大学院卒業後、外資系金融機関に勤務。
    2014年ナガオカ取締役、2015年ナガオカトレーディングの代表取締役に就任。2016年ナガオカ及びナガオカ精密の代表取締役に就任。東大エグゼクティブマネジメントプログラム修了生。
    ナガオカはダイヤモンドレコード針の世界ナンバーワンブランドとして生産量トップシェアを誇る。
    新ブランド「movio」「LUSVY」でドライブレコーダー、ワイヤレスイヤホン、美容製品を展開。

 

  • 近畿職業能力開発大学校京都校 特任能開教授 加畑 満久 氏

    京都府立加悦谷高等学校から京都工芸繊維大学へ。株式会社川島織物に入社後、産業用資材の製造・開発、各種生産設備の改善・企画業務に従事。その後、京都職業訓練短期大学校の設置をきっかけに現職に招聘される。
    情報・通信、CAD、アプリケーション開発、機械工学、繊維工学を専門分野とした研究開発、人材育成に取り組む。また、品質管理、生産管理をはじめとした社会人向けセミナーの講師としても活動している。

会場の様子

  

 

 令和2年度 第1回交流会を開催!(令和2年12月4日)

今回は参加者の皆様とともに、社外から新たな技術やアイデアを募集し革新的な新商品やサービスを生み出す「イノベーション」の意義やしくみ等を実例も交え、学ぶことができました。
参加者の皆様からは「学術的な視点と経営者的な視点両方を得ることができた」、「常識からの抜け出し方の事例を知ることでき、イノベーションとは何かということについて捉えやすかった」等のお声をいただいております。
今後も北部産業の成長発展のため取組を継続して参りますので、応援よろしくお願いいたします!

概要

  • 日時:令和2年12月4日(金曜)14時00分~16時00分
  • 場所:北部産業創造センター及びZoomを使ったWEB会場
  • 参加者数:52名(会場・WEB合計)
  • コーディネーター:京都府よろず支援拠点 古谷 武徳 氏、賀長 哲也 氏
  • プログラム
    1.VUCA時代におけるイノベーションという処方箋
    福知山公立大学 地域経営学部 准教授 加藤 好雄 氏
    2.伝統産業のイノベーション
    福知山産業支援センター ドッコイセ!biz  センター長 西山 周三 氏
    (株式会社西山酒造場 代表取締役社長)
    3.名刺交換会

登壇者

  • 福知山公立大学 地域経営学部 准教授 加藤 好雄 氏

    岐阜県出身の山育ち。大学卒業後の海上自衛隊では、自衛隊インド洋派遣で半年間の洋上勤務を経験し、退職後に2年間で100の国と地域を旅する。帰国後、建築士や宅建士を活かした不動産会社の設立には経営学の知識が必要だと考えて大学院に進学。研究が面白く、博士号まで取得したら現職に。
    専門は観光分野を中心に、消費者行動の分析や企業活動、立地による企業の競争優位性についての研究。

 

  • 福知山産業支援センター ドッコイセ!biz センター長 西山 周三 氏
    (株式会社西山酒造場 代表取締役社長)

    兵庫県丹波市生まれ、青山学院大学国際政治経済学部卒業、読売テレビ放送株式会社での勤務後、家業である西山酒造場に帰郷。創業1849年の酒蔵を再生した酒造業界の革命児。地元の日本酒を造るだけでなく、栗や黒豆を使った焼酎やジン、酒蔵初となるホワイトブランデーも手掛ける他、酒を飲まない人向けに世界初の甘酒ヨーグルトを開発し支持を広げている。世界35か国へ輸出しグローバル展開にも精通。

会場の様子

 

 

お問い合わせ

中丹広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課

舞鶴市字浜2020番地

ファックス:0773-62-2859

c-n-noushoko@pref.kyoto.lg.jp