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更新日:2018年3月12日

第7回「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式&国際シンポジウム

世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰する「KYOTO地球環境の殿堂」において、第7回の殿堂入り者として選ばれた、デヴィッド・タカヨシ・スズキ氏/セヴァン・カリス=スズキ氏及びハーマン・E・デイリー氏の表彰式及び記念講演等を下記のとおり開催しました。
 >>案内ちらし(PDF:867KB)
 >>開催結果概要(PDF:409KB)

『KYOTO地球環境の殿堂』表彰式

・日時:平成28年2月13日(土曜日)午後1時から午後2時15分
・会場:国立京都国際会館 メインホール (京都市左京区宝ヶ池)
・内容 ※日英同時通訳
 ▽オープニングアトラクション(京小町踊り子隊)
 ▽殿堂入り者表彰式(認定証授与、記念品贈呈)
 ▽記念スピーチ
 - デヴィッド・タカヨシ・スズキ 氏
 - セヴァン・カリス=スズキ 氏 >>ビデオメッセージ(外部リンク)
 - ハーマン・E・デイリー氏 >>ビデオメッセージ(外部リンク)
・定員:1,000名 ※参加無料

【殿堂入り者】
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デヴィッド・タカヨシ・スズキ 氏(写真右)
生物学者、環境活動家、ブリティッシュコロンビア大学名誉教授(1936年生まれ カナダ)
 1936年カナダ・バンクーバー生まれの日系三世のカナダ人。
 シカゴ大学で動物学の博士号を取得。ブリティッシュコロンビア大学などで教えるかたわら、カナダの人気テレビ番組「ネイチャー・オブ・シングス」のキャスターを務め、科学や環境問題を素人にも分かりやすく説得力のある形で訴え続けてきた。
 科学に基づく教育や問題解決手法を提供することを目的にNPO法人デヴィッド・スズキ財団を1990年に創設し、活動を行っている。
 2004年には、カナダ放送協会による「偉大なカナダ人」の第5位(存命するカナダ人では第1位)に選ばれている。

セヴァン・カリス=スズキ 氏(写真左)
環境・文化活動家、作家(1979年生まれ カナダ)
 1979年カナダ・バンクーバーにて、デヴィッド・スズキ氏の娘として生まれる。
 テレビ番組のホスト、ハイダ・グワイ高等教育学会およびデヴィッド・スズキ財団の理事、Earth Charter Internationalの委員。
 小さい頃から環境に強い関心を持ち、5年生の時に友達と共に「子供環境運動(ECO)」の活動を始めた。1992年の12歳の時には、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された地球環境サミットに参加し、ECOの代表として、世界各国の首脳を前に「世界を5分間沈黙させた少女」として知られる伝説のスピーチを行い、人々に深い感動を与えた。また、1997年には、国連「地球憲章」の起草委員に任命された。
 現在、世界中で環境問題についての講演活動をしながら、夫と2人の息子とともに、ブリティッシュコロンビア州の沖合にあるハイダ・グワイに住んでいる。

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ハーマン・E・デイリー氏
メリーランド大学名誉教授(1938年生まれ アメリカ)

 ヴァンダービルト大学で経済学の博士号を取得。ルイジアナ州立大学で、長年、経済学の教鞭をとり、その間、セアラ大学(ブラジル)、エール大学、オーストラリア国立大学などでも客員教授や研究員を務めた。元世界銀行上級エコノミスト。国際エコロジー経済学会の創設者の一人であり、エコロジカル・エコノミクス誌を共同創刊し、編集員として従事している。また、多数の環境団体の理事も務めている。
 「再生可能な資源の持続可能な利用速度は、その供給源の再生速度を超えてはならない」などの「ハーマン・デイリーの3原則」は、持続可能な人間社会に不可欠な指針として、世界に大きな影響を与えてきた。また、経済成長は人類の幸せにつながっているかを問い、「ハーマン・デイリーのピラミッド」を提唱するなど、経済成長を求め続けるのではなく、定常経済に移行すべきだと訴えている。

「京都環境文化学術フォーラム」国際シンポジウム ~世代を超えて、未来を守る~

・日時:平成28年2月13日(土曜日)午後2時30分から午後5時
・会場:国立京都国際会館 メインホール (京都市左京区宝ヶ池)
・内容 ※日英同時通訳
 ▽殿堂入り者記念講演(デヴィッド・タカヨシ・スズキ氏)【映像(外部リンク)】 
 ▽パネルディスカッション【映像(外部リンク)】
  《パネリスト》
  ・デヴィッド・タカヨシ・スズキ 氏(殿堂入り者)
  ・松尾 依里佳 氏(ヴァイオリニスト、タレント)
  ・枝廣 淳子 氏(東京都市大学教授、幸せ経済社会研究所所長)
  《コーディネーター》
  ・井上 章一 氏(国際日本文化研究センター副所長)
・定員:1,000名 ※参加無料

《パネリスト》
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 デヴィッド・タカヨシ・スズキ 氏
 (殿堂入り者)


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 松尾 依里佳 氏
 (ヴァイオリニスト、タレント)
 
4歳よりヴァイオリンを始め、工藤千博氏などに師事。大学は音大へは進まず、京都大学経済学部に進学。大学在学中にプロヴァイオリニストとしてステージデビューし、本格的な演奏活動を開始。知性派タレントとしてクイズ番組へも多数出演し、2010年9月より、人気テレビ番組『探偵!ナイトスクープ』に3代目秘書として出演中。

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 枝廣 淳子 氏
 (東京都市大学教授、幸せ経済社会研究所所長)
 『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動き、新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究。
 「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。『世界はシステムで動く』、『レジリエンスとは何か-何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』等、著訳書多数。
 東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。


《コーディネーター》

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 井上 章一 氏
 (国際日本文化研究センター副所長)
 1980年 京都大学大学院 工学研究科建築学専攻修士課程 修了
 1980年 京都大学 人文科学研究所 助手
 1987年 国際日本文化研究センター 助教授
 2002年 国際日本文化研究センター 教授
 2013年 国際日本文化研究センター 副所長 教授
 専門分野:建築史、意匠論
 主な著書:「伊勢神宮 ―魅惑の日本建築」(講談社)、「日本に古代はあったのか」(角川学芸出版)、「パンツが見える。―羞恥心の現代史」(朝日新聞社)

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